今年の漢字は「金」 2021年以来、5回目今年の漢字は「金」 2021年以来、5回目
2024年の世相を表す言葉は「金」(きん・かね)が選ばれました。
日本漢字能力検定協会は12月12日、ことし1年の世相を漢字ひと文字で表す「今年の漢字」を京都の清水寺(きよみずでら)で発表しました。
「今年の漢字」は1995年から始まったもので、冬の風物詩として知られています。
今年の漢字に「金」(きん・かね)が選ばれたのは、2000年、2012年、2016年、2021年で、今回で5回目となります。
いずれもオリンピックが開催された年となります。
選ばれた理由として、オリンピック・パラリンピックで多くの選手が金(きん)メダルを獲得したことに加え、政治とカネの問題、闇バイトによる金(かね)目当ての強盗事件、物価高騰で家計を圧迫したことなどが挙げられています。
ちなみに、昨年は「税」という漢字が選ばれました。
2位は「災」、3位は「翔」
「今年の漢字」は同協会が全国から募集し、最も選んだ人が多かった漢字となります。
募集期間は11月1日から12月9日で、応募総数は22万1971票。
このうち「金」(きん)は最多となる1万2148票となりました。
2位は「災」(わざわい)、3位は「翔」(かける・とぶ)という漢字がそれぞれ選ばれました。
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