2024年冬の賞与額、理想と現実のギャップは約37万円2024年冬の賞与額、理想と現実のギャップは約37万円
2024年の冬のボーナスの支給額、理想と現実のギャップは約37万円。
就職や転職などの情報サービスを提供するマイナビがこのほど20代から50代の正社員(せいしゃいん)のうち2024年に転職活動をした人と、今後3カ月で転職活動を行う予定の計1369人を対象に実施したアンケートでこんな実態がうきぼりになりました。
冬の賞与額の見込み額は平均50万4000円だったのに対し、自分の仕事に見合う理想の賞与額は平均87万3000円だったといいます。
賞与の現実と理想の差は36万9000円だったとしています。
調査は今年11月上旬に行われました。
「賞与は物価高を考慮していない」
今年の冬の賞与額について「物価高を考慮した額で支給されると思うか」と質問したところ、もっとも多かったのは「そう思わない」で、その割合は32.7%を占めました。
また、「あまりそう思わない」との回答は28.7%で、6割以上もの人が賞与額に物価高が考慮されないと考えている実態も明らかになりました。
半数以上が賞与、評価に納得せず
前年にもらった冬の賞与額に納得感があるかどうかを聞いたところ、「納得していない」との回答が最も多く、半数以上となる51.3%にも達しました。
また、直近の評価に対しての納得感についても、「納得していない」との回答は56.1%となりました。
賞与に納得していない人は評価にも納得していない傾向にあることがわかりました。
賞与額への納得感がない理由としては、「評価へのフィードバックが無い」「正当に評価されていない」などの声が目立ったといいます。
一方で、納得感があると答えた人の理由は、「上司からのフィードバックに納得感があった」「会社の業績についての説明がきちんとあった」などの声があがったとしています。
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