2024年のゲリラ雷雨、発生回数は全国で約7万9000回 前年を下回る2024年のゲリラ雷雨、発生回数は全国で約7万9000回 前年を下回る
気象情報サービスを提供するウェザーニューズはこのほど2024年7月から9月の全国のゲリラ雷雨の発生回数などを調査したリポートをまとめました。
その結果、同期間に発生した全国のゲリラ雷雨の発生回数は7万8945回となったことがわかりました。
昨年と比べると約0.8倍と減少しましたが、過去5年の平均である例年と比べると約1.2倍と増えました。
都道府県別の回数を昨年と比べてみると、東日本では昨年並みのところが多かったものの、北日本と西日本では昨年より少なくなりました。
最多は沖縄県
2024年は西日本を中心に高気圧の勢力が強く積乱雲の発達が抑制されたことで、昨年よりも発生回数が少なくなりました。
しかし、例年と比べると同程度になりました。
東日本では気温が高かったことに加えて、高気圧縁辺の暖かく湿った空気が流れ込んだことでゲリラ雷雨が発生しやすくなりました。
発生回数が多かった昨年と比べると同程度となりましたが、例年よりも多くなりました。
ゲリラ雷雨の発生回数が最も多かった都道府県は沖縄県で、昨年比35.1%増の6965回でした。
これに続いたのが北海道で昨年比46.7%減の5674回となりました。
2024年の東京都は1049回と昨年とほぼ同程度でした。
とりわけ7月に多く発生し、7月は昨年比2.4倍と急増しました。
8月の回数は3万2966回
全国のゲリラ雷雨の発生回数を月別にみると、7月が2万5681回、8月が3万2966回、9月が2万298回となりました。
ゲリラ雷雨が最も多かったのは8月下旬で、次いで7月下旬、9月中旬の順となりました。
それぞれ昨年の同時期と比べると、8月下旬は約0.9倍、7月下旬は約1.0倍、9月中旬は約0.8倍でした。
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