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恒例の“紙飛行機とばし”も!イグノーベル賞公式イベントをにっぽんかがくみらいかんで開催

昨年のイグノーベル賞の様子を写した写真。登壇者と未来館のスタッフがイスにすわってトークをくりひろげており、ずじょうのスライドにはイグノーベルというカタカナを組み合わせて「わらう」という漢字にしたユニークな文字がえがかれています

ノーベル賞に並んで有名な「イグ・ノーベル賞」。この公式イベントが日本でも行われていることをご存じでしょうか。

日本科学未来館(にっぽんかがくみらいかん、以下「未来館」)で、イグ・ノーベル賞の公式イベント「Ig Nobel Face-to-Face 2024 in JAPAN」が2024年11月17日に開催されます。

 

イグ・ノーベル賞とは

「イグ・ノーベル賞」とは、人々を思わず笑わせ、そして考えさせてくれる研究をした約10のグループや個人に毎年贈られる賞。ノーベル賞のパロディーとしてマーク・エイブラハムズによって1991年に創設され、今年で34回目を迎えます。

18年連続で日本人の研究者が選ばれていることもあり、日本でもなじみのある賞になりました。

ここ数年はオンライン開催となったものの、以前の対面での授賞式では聴衆から紙飛行機が飛ばされることや、賞金としてすでに貨幣としては無効となっている10兆ジンバブエ・ドルが授与されるなど、賞だけでなく授賞式そのものがユニークであることでも有名です。

 

イグノーベル賞の公式ビジュアルの画像。白黒でえがかれており、考えるひとが転げ落ちている様子が描かれています
イグ・ノーベル賞公式ビジュアル🄫Improbable Research

 

「Ig Nobel Face-to-Face」は米国で2023年から始まったイベントで、同イベントはその日本版にあたります。「素朴な疑問から始まる科学」を伝え、科学・技術のおもしろさや奥深さを共有することを目的として開催されます。

 

恒例の“紙飛行機とばし”も体験できる

2回目となる今回のイベントでは、今年イグ・ノーベル賞を受賞された武部貴則(たけべ たかのり)氏、さらにはノーベル賞受賞者の梶田隆章(かじた たかあき)氏などが登壇し、受賞研究の解説のほか、研究者を志したきっかけや研究の魅力、科学に対する情熱について紹介されるとのこと。

さらにオープニングでは、イグ・ノーベル賞の授賞式で恒例の“紙飛行機とばし”を登壇者と参加者が一緒に行います。

 

参加者がステージ中央に向かって紙飛行機を飛ばしている写真。イグノーベル賞の授賞式の名物の光景です
あの光景を日本でも(写真は昨年の様子)

 

今年は未来館にゆかりのある人も

登壇者は、「多くの哺乳類(ほにゅうるい)にお尻から呼吸する能力があることを発見した研究」で今年のイグ・ノーベル賞を受賞した大阪大学・東京医科歯科大学の武部貴則(たけべ たかのり)氏、「電気刺激で味覚を変える実験」で昨年受賞した明治大学の宮下芳明(みやした ほうめい)氏、「円柱形(えんちゅうけい)つまみの回転操作における指の使用状況についての研究」で2022年に受賞した松崎元(まつざき げん)氏に加えて、本家のノーベル物理学賞(ぶつりがくしょう)を2015年に受賞した東京大学の梶田隆章(かじた たかあき)氏も登壇。ものすごく豪華な顔ぶれです。

そして武部氏と梶田氏は、未来館に非常にゆかりのある研究者でもありました。

武部氏は、未来館併設の研究エリアで研究プロジェクト「ヒューマン・オルガノイド」プロジェクトを主宰、梶田氏は2025年の春に公開予定の「宇宙と素粒子」をテーマにした常設展示の総合監修者。なんという素敵な偶然なのでしょう。

 

先着150人限定

あまりにも豪華でユーモアあふれるこのイベントへの参加方法は、なんと先着順。それも150人限定です。気になる人はぜひ、以下の申し込みフォームからどうぞ。

 

開催概要
開催日時:2024年11月17日13時から15時

開催場所:日本科学未来館7階・未来館ホール

定員:150人(事前申込制、先着順)

対象:小学校高学年以上を推奨

参加費:無料(入館料も不要)
※常設展や特別展、ドームシアターの鑑賞は別料金

参加方法:2024年11月13日17時までの事前申込制(先着順)

 

以下の申込みフォームより事前申し込みが必要です

https://www.miraikan.jst.go.jp/events/form/ignobel2024.html

 

詳細は以下URLから

https://www.miraikan.jst.go.jp/events/202411173682.html

 

本文ここまで

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