自信を、笑顔に!資生堂「ガイドメイク」体験会って知ってる?自信を、笑顔に!資生堂「ガイドメイク」体験会って知ってる?
見えにくさを感じると、とくに女性で困りがちなのがメイク。
「眉毛を上手に描くのが難しいんだよね」なんて声もよく聞きます。
資生堂ジャパンでは、視覚に障害のあるかたが自分自身で実践できる化粧法、資生堂「ガイドメイク」の体験会を開催しているのをご存じでしょうか?
「ガイドメイク」とは
「ガイドメイク」は、同社の長年にわたる視覚障害のあるかたへの化粧についての調査や研究をもとに、スキンケアからポイントメイクアップまで自身で実践できる化粧法を「ガイド(案内)」する美容セミナー。視覚障害者団体の協力のもと、2017年から試験展開、2019年から全国で本格展開を開始しています。
使用する化粧品(けしょうひん)や化粧用具は、アイシャドウはクリームタイプなど、当事者の使いやすさを考慮しながら、国内で販売している同社の商品を選定しているそう。
きれいにメイクができた日は、どこかにお出かけしたい気分になったことがある人も多いはず。同社ではそんな“自信をもってもらうためのメイク”を実践しているそう。誰かに会いたくなる、外出したくなる気持ちを大切にしたセミナーって、素敵ですよね。
体験会ではどんなことをするの?
体験会では、2人に1人サブ担当がつき、90分から120分でスキンケアや基本のポイントメイク、紫外線ケア、ヘアケアなどの身だしなみまでプロからしっかり教えてもらえます。もちろん、きれいな眉毛の描きかたもレクチャーしてもらえるそう。
ガイドメイクは通常120分で実施しており、団体での申し込みが対象ですが、最近では日本国内の盲学校(もうがっこう)への出張などもおこなっています。
実際におこなわれるスキンケアのレクチャーでは「気持ちいい!」という言葉や、終了後は満面の笑顔とともに、「もっとかっこよくなれるよう頑張る」など、ガイドメイクを通してポジティブな気持ちになる生徒さんも多いそう。
こんなにある、資生堂の取り組み
40年以上にわたって、視覚障害当事者に寄り添う活動をしている同社。視覚に障害のあるかたの積極的な社会参加を「身だしなみ」の側面からサポートしたいという想いのもと、1984年に点字版美容テキスト、商品識別用点字・墨字シール、使用量の目安シール、美容教材を作成しているそう。
1987年からは美容情報 「おしゃれなひととき」を制作、2021年より資生堂ライフクオリティービューティーセミナーサイトで、「障がい者リスナーズカフェ」と刷新し、情報発信をしています。
また、2019年より見えにくさを感じる人に向けた同社独自の化粧法を「ガイドメイク」として展開し、2021年からは視覚障害者向けオンライン講座のメニューを拡充。「化粧のちから」を通じて自信を持ち、前向きな気持ちで日々を過ごすことを応援する活動に取り組んでいます。
2024年10月からは聴覚障がい者向けカウンセリングも!
この10月からは、手話でオンライン美容相談できる聴覚障がい者向けコースが誕生したそう。
どんどんユニバーサルになっていく同社から目が離せませんね。
資生堂ライフクオリティー ビューティーセミナーのURLは以下から
https://corp.shiseido.com/seminar/jp/
ガイドメイクについての詳細ページURLは以下から
https://corp.shiseido.com/seminar/jp/guide-makeup/index.html
ガイドメイクのセミナー申し込みページURLは以下から
https://corp.shiseido.com/seminar/jp/apply/guide-makeup.html
※団体での申し込みのみ
聴覚障がい者向けカウンセリングURLは以下から
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