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NTT、「電話ちょう」と「番号案内サービス」を2026年3月末に終了

黄色い表紙のタウンページの写真です。

 

NTT東日本とNTT西日本はこのほど電話番号を調べる手段として提供していた紙の電話帳(ちょう)「タウンページ」と、「104(いちれいよん)番」でおなじみの番号案内サービスを2026年3月末に終了することを決めました。

電話帳(ちょう)と番号案内はともに電話が開通した1890年に始まったサービスで、135年の歴史に幕をおろします。

 

広告掲載の減少も追い打ち

 

サービス終了の背景にあるのが、スマートフォンの普及などに伴い、電話番号を検索する方法が多様化していることがあります。

紙の電話帳(ちょう)で電話番号を調べるよりも、インターネットで店舗や施設の電話番号を検索する人が増えているため、タウンページや電話番号案内サービスの利用者が大幅に減少しています。

さらに、タウンページへの広告掲載数が大幅に減少していることも追い打ちをかけており、紙資源の削減といった環境負荷の観点から両社はサービスを終了することを決めたとしています。

なお、目の不自由な人向けに発行する「点字電話帳(ちょう)」と、障がいを持つ人を対象に無料で電話番号を案内するサービス「ふれあい案内」は継続します。

 

「iタウンページ」を大幅刷新

 

タウンページは企業の電話番号を調べるための冊子として、全国で1年半ごとに発行され、電話契約者に無料で配布しています。

業種別に企業名(めい)や住所、電話番号、職業分類などを掲載しています。

サービス終了後について、NTTグループでタウンページの企画・制作などを手掛けるNTTタウンページは、全国の事業者情報を掲載するインターネット上で提供するサービス「iタウンページ」を、タウンページの後継サービスとして位置付けており、2024年秋に大幅刷新するとしています。

インターネットに不慣れな高齢者にも使いやすいデザインを取り入れたり、検索可能な項目を増やしたりするなど掲載情報を拡充していくとしています。

 

 

本文ここまで

 

 

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