4人に1人は財布を持たず “現金派”は少数派に4人に1人は財布を持たず “現金派”はしょうすう派に
4人に1人は普段から財布を持ち歩かない。
メットライフ生命保険がこのほど全国の20代から70代までの男女約1万4000人を対象に、将来のお金と備えなどに関する調査「全国47都道府県大調査2024〜社会情勢の変化と将来への備え〜」を実施したところこんな実態が明らかになりました。
また、全年代において、約6割が“キャッシュレス派”を自認しており、現金で買い物をする“現金派”が少数(しょうすう)派になりつつあることも分かりました。
20代男性の約4割は財布を持たず
現金の使用についての意識を聞いたところ、「自分はキャッシュレス派だと思う」との回答は59.1%にも上りました。
その一方で、「自分は現金派だと思う」との回答は40.9%にとどまりました。
また、「財布を持ち歩くか」と質問したところ、約4人に1人の割合となる24.9%の人が「スマホで決済できるので、普段は財布を持ち歩かない」と回答したといいます。
「財布を持たない派」の割合が高い年代は20代男性がトップで、その割合は39.1%にも達し
ました。
第2位は30代男性の37.4%、第3位は40代男性の34.6%と続きました。
女性はまだ“現金派”が多い?
20代から40代の男性で財布を持たない人が増えているようですが、同年代の女性の間では男性ほど財布を持たない人が増えていないという実態も明らかになりました。
各年代の女性における「財布を持たない派」の割合は20代が30.3%、30代が21.8%、40代が19.2%にとどまりました。
20代から40代の女性で「財布を持たない派」の割合は男性よりも8.8ポイントから15.6ポイントも下回っており、キャッシュレス派は男性の方が進んでいるようです。
反対に「財布を持たない派」の割合が最も低かった年代は60代から70代女性で、その割合は16.5%にとどまりました。
この年代は現金派が大勢を占めているのが現実のようです。
本文ここまで