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見えにくさがあっても投票しやすい!「投票用紙記名補助具」が登場

透明、黒の2種類の投票用紙記名補助具の写真。挿入ぐちに投票用紙をセットすると、記名スペースがどこかがさわってわかるようになっています。なお、挿入ぐちわいっかしょです

2024年7月7日は東京都知事選の投開票です。

見えにくさがあると、投票する場所へ行っても用紙のどこに記名したらいいかがわからない場合もあります。点字投票などもありますが、できるだけ自分で投票したい。そう思う人もきっと多いでしょう。

見えない、見えにくさを感じても、選挙の際に安心して枠の中に候補者名(こうほしゃめい)を書ける投票用紙専用の記名補助具があるのをご存じでしょうか。それが日本点字図書館わくわく用具ショップオリジナル商品の「投票用紙記名補助具」です。

2024年4月から発売がスタートしたこの商品、東京都知事選でも一部の自治体が導入する予定とのこと。

 

投票用紙をセットして使用

本体はシンプルなケースタイプで、記名スペースがくり抜かれています。投票用紙をケースにセットすると用紙がずれないようになっているのもポイント。 投票用紙を入れる部分も、どこに書けばいいかも、さわってわかるようになっています。

 

投票用紙記名補助具の挿入ぐちのクローズアップ写真。だんさがついているので、どこから入れればいいかがさわってわかります
さわってわかる

 

記入する枠の位置をさわって理解しやすいよう、一般的なクリアファイルより厚い素材が使用されています。ポリプロピレン製でサイズは縦135ミリ、横91ミリで、重さは5.5グラム。

カラーは透明と黒の2種類。本体の厚さは透明が0.3ミリ、黒が0.4ミリ。薄くて軽いです。

 

透明は、挿入した投票用紙を目で確認でき、くり抜き部分には5ミリ幅の黒枠を印刷しているため記名スペースが見やすくなっています。

 

投票用紙記名補助具、透明の写真。くり抜かれた記名スペースのふちの部分に黒枠が印刷されています
透明

 

一方で黒は、全体的にまっくろで、くり抜かれた記名スペースのみがくっきりと際立つようになっています。

 

投票用紙記名補助具、黒の写真。全体がまっくろで、サラッとしたさわりごこちの素材です

 

それぞれひとつ390円(税抜き)。個人でも購入可能ですが、使用する際はお住まいの地域の選挙管理委員会へご相談ください、とのことです。

こういう取り組みがどんどん広がるといいですね。

 

日本点字図書館わくわく用具ショップ「投票用紙記名補助具」ページURLは以下から

https://yougu.nittento.or.jp/product1986_131.html

 

本文ここまで

 

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