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夏のボーナスは過去最高水準も8割以上の人のおこづかいは増えず

妻からおこづかいをもらう夫の写真です。夫は妻に手を合わせて感謝の気持ちを伝えています

ソニー損害保険がこのほど20代から50代の800人を対象に、おこづかいの実態などに関する調査を実施したところ、夏のボーナスは過去最高水準になるものの、8割以上の人のおこづかいが増えていないことがわかりました。

一方、おこづかいが増えた人は約1割にとどまったことも今回の調査で明らかになりました。

ボーナスの増加分は貯金やNISA(ニーサ)に回したいと回答した人が7割以上もいたほか、円安や物価の高騰の影響によりお金に対して不安を感じている人が8割以上いることもわかりました。

同社は「円安や物価の上昇など経済の先⾏きが不透明なことから、多くの⼈(ひと)は万が⼀の事態に備えて貯⾦や投資を選んでいることが推測される」と分析しています。

 

おこづかいの平均額は2万7735円

 

おこづかいが「増えていない」と回答した人(ひと)のうち、「変(か)わらない」は70.0%でした。一方で、「減った」と回答した⼈(ひと)は16.6%という結果になりました。

また、おこづかいの平均額は2万7735円となり、約半年前に実施した前回のおこづかい調査と比べると、18円増加とほぼ変化はありませんでした。

男女別のおこづかい額の平均は男性が2万9284円だったのに対し、⼥性は2万6186円と、男性のほうが3000円以上も⾼いことがわかりました。

また、年代別でみると、20代が2万9669円、30代が2万4473円、40代が2万9890円、50代が2万6910円となりました。

30代のおこづかい額が最も低い傾向にあることもわかりました。

 

8割以上が「お金に対して不安」

 

「現在、お金に対して不安がありますか?」と質問すると、「不安を感じている」と回答した⼈(ひと)の割合は86.4%にものぼりました。

不安に感じる理由として挙がったのが、「円安や物価の上昇」がトップで、その割合は65.0%に達しました。

「⽼後に年⾦(ねんきん)がもらえるかわからない」が41.2%、「⽀出が増えて貯蓄ができない」が40.5%と続きました。

円安や物価の上昇は日常⽣活に直結するため、多くの⼈(ひと)がお⾦に対して不安を感じていることがうかがえます。

 

 

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