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長距離通勤は今や昔? 通勤時間が30分以内の人が増加

ペットの猫と遊ぶ若い夫婦の写真です

25年前と比べて通勤時間が30分以内の人が増えています。

 

シチズン時計がこのほど20代から50代の働く男女400人を対象に実施した「生活時間」に関する調査で、こんな実態が明らかになりました。

通勤時間が「30分以内」と回答した人は28.9%と、50年前の1974年調査の16.8%、25年前の1999年調査の9.3%から大幅に増加しました。

もっとも「1時間以上」かけて通勤する人の割合は48.8%と約半数もいます。

しかし、その割合は50年前の63.4%、25年前の72.2%と比べて減少しています。

バブル経済が崩壊した後、「失われた30年」という停滞をへた日本では、コロナ禍(か)をへて働き方(かた)そのものが見直されるようになりました。

シチズン時計では「ワークライフバランスを重視する傾向は若い世代を中心に強くなっており、これまで通勤に充てられていた時間を⾃分(じぶん)や家族との時間に使いたいという気持ちが表れているのかもしれない」と分析しています。

 

夫婦の対話時間は増加

 

また、今回の調査では既婚の200人を対象に夫婦の対話時間についても聞いてみました。

50年前は「30分」が34.9%、25年前は「15分」が31.2%と最多でした。

しかし、今回の調査では「1時間」との回答が28.5%と、最も多い結果となりました。また、「2時間以上」との回答が15.5%と、50年前の6.9%、25年前の6.4%に比べて倍増していることも明らかになりました。

コロナ禍(か)でテレワークが広まったことで、⾃宅(じたく)で家族と過ごす時間が増えました。

この結果、夫婦の対話時間も増えていることがうかがえます。

一方で、夫婦の対話時間が「ない」と回答した人は12.0%となりました。

25年前の10.2%とほとんど変わらず、夫婦の対話時間がない人も一定数いることが分かりました。

同社は「共働きの世帯が増えたことで、夫婦で共有する時間が減少していることが要因の一つかもしれません」と見ています。

 

 

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