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2024年夏のボーナス、前年よりアップする企業は約4割

扇状に広げた一万円札を持つ女性の写真です

信用情報サービスを提供する帝国データバンクがこのほど1021社を対象に実施した2024年夏のボーナスに関する調査を実施したところ、今年の夏のボーナスは約4割の企業で前年よりも増加することがわかりました。

また、一人あたりの賞与の支給額は前年よりも平均で2.0%アップするとしています。

賞与をアップする企業は多いものの、今後はエネルギー価格の高騰に対する政府の補助金の終了などによる電気代の値上がりや、円安の進行などを背景とした食品の値上げなどが予想されています。

このため、「消費拡大への効果は限定的にとどまる」と冷ややかな見方もあります。

 

「賞与なし」の企業は約1割

 

2024年の夏の賞与の支給状況について聞いたところ、「賞与はあり、増加する」と回答した企業の割合は39.5%となりました。

「賞与はあり、変わらない」との回答は34.2%、「賞与はあるが、減少する」が11.3%で、「賞与あり」の企業の割合は85.0%となりました。

その一方で、「賞与はない」と回答した企業は10.3%となりました。

 

企業規模間で格差

 

企業の規模別に「賞与はあり、増加

する」の割合をみると、「大企業」は前年比4.9ポイント増の47.2%となり、全体の39.5%を7.7ポイントも上回りました。

一方で、「中小企業」は同1.7ポイント増の38.2%、「小規模企業」が同1.9ポイント増の29.2%と、前年に比べて夏の賞与が増加すると回答した企業の割合は「大企業」よりも小幅な上昇にとどまっており、依然、企業規模間に格差が広がっているようです。

今年の夏のボーナスの従業員一人あたり平均支給額について質問したところ、前年と比べて2.0%アップしました。

規模別にみると、「大企業」の増加率は4.1%となりました。

一方、「中小企業」は1.7%となり、平均支給額でも規模間格差が目立つ格好となりました。

 

 

本文ここまで

 

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