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にちハム、こんにゃくの粉などで作った「まぐろ」を発売

「プラントベースまぐろ」を使った 盛り付けのイメージ写真です

食肉大手の日本ハムはこのほどこんにゃくの粉などの植物由来の素材を使用して作った代替食品「プラントベースまぐろ(業務用)」を発売しました。

日本ハムは漁獲資源保護の観点からこれまでにも魚肉の代わりに大豆(だいず)などの植物由来の材料で作った代替食品「ナチュミート フィッシュフライ」や、「ポップコーン シュリンプ(業務用)」を開発し、販売してきました。

今回発売した「プラントベースまぐろ」は魚系の代替食品シリーズの第3弾となります。

同社は「漁獲量が少なく代替需要の高い魚介類を中心に、今後もアイテムの拡充を検討するとともに、海外展開も視野に入れ、代替食品の拡販を目指す」と意欲を燃やしています。

 

まぐろの弾力などを再現

 

「プラントベースまぐろ」はまぐろの赤身の香りを保ちつつ、こんにゃくの粉や食物繊維などを使用して、まぐろの弾力と繊維感を再現したとしています。

形状は柵型(さくがた)で、マイナス18度以下で冷凍保存し、賞味期限は365日としています。

解凍して切るだけで食べられ、本物に近い風味が味わえるといいます。

同社が培ってきたハム・ソーセージなどの加工食品製造の技術を生かし、一年間かけて開発した商品で、現在は特許を出願中だとしています。

当面は飲食店やホテル、レストランなど業務用として販売します。

 

 

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