ヘアスタイルのネクストトレンドは「土偶」かも?ヘアスタイルのネクストトレンドは「土偶」かも?
新しいヘアスタイルに挑戦してみたいと思っているかた、「土偶髪型」はいかがでしょうか。土偶って、社会の教科書で見覚えのある、あの土偶です。
このユニークな取り組みは、国際文化学園(東京・渋谷区)の美容考古学研究所でおこなわれています。土偶や埴輪のヘアメイクから縄文、弥生、古墳時代の美容を研究し、歴史的な遺物から当時の髪型や化粧を類推して再現しているんだとか。ひと昔まえのファッションが再び流行ることはありますが、起源が土偶ともなると数千年以上前ということになります。そもそも、ヘアスタイルをイメージできる古代の遺物は珍しいそうですが、ここに目をつけるとは、なんともクリエイティブです。
土偶髪型はバリエーション豊か
髪型と思われるものが確認できるようになったのは、縄文時代中期の土偶からだそう。以降、編み込みやツイストといった技術もみられるようになり、後期になると、関東地方で「ミミズク系」「山形系」といった系統が誕生。晩期には大きなひねりを横につくったり、空間を感じさせるスタイルができたり、遮光きけいどぐう特有の「トラスけい」といった複雑なデザインも多くみられるようになったとのこと。
どれも一定のもうりょうと長さが必要になりそうな髪型ですが、よく見ると流行に敏感な海外のセレブが取り入れていそうな髪型にも見えてくるので不思議です。
美容考古学研究所では月に1回、美容考古学サロンを無料開催しており、実際にマネキンなどで技術展示をしながら解説をしているのだとか。歴史のなかからネクストトレンドが発見できる…かもしれません。
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