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冬のボーナス、理想は89.2万円 でも現実は…

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冬のボーナスは“理想”と“現実”で大きなギャップが生じている―

転職・求人の情報サービスを提供するマイナビが、10月に転職活動をした人や今後、転職活動を行う予定の20から50代の男女1318人を対象に実施したアンケート調査「2023年 冬ボーナスと転職に関する調査」で、こんな実態が浮き彫りとなりました。

「自分の仕事に見合う理想の賞与額」を聞いたところ、全体の平均は89.2万円となりました。

一方で、「今年の冬のボーナスの想定支給額」を質問すると、全体の平均は46.2万円で、理想と現実で大きく乖離が生じている結果となりました。

賞与額が想定を下回ったときに「転職意欲が高まる」ようで、その割合は72.3%にものぼっています。

 

給与の不満が転職に

賞与額は転職の大きな動機につながっているようです。

「賞与が少ないことを理由に転職をしたことがある」と回答した人の割合は62.5%と、半数以上に達しました。

ただ、転職の一番大きな理由に「賞与が少ない」ことを挙げた人は25.4%にとどまりました。

一方で、「賞与が少ないことは一番の理由ではなかった」と回答した人に主な転職理由を聞いたところ、最も多かったのが「賞与以外の給与が低かった」ことで、その割合は17.9%となりました。

賞与が大きな理由ではなくても、給与に関する不満が転職につながっているのは現実のようです。

 

ボーナスは勤続意欲に影響

さらに、「賞与額が高いことを理由に転職をやめたことがありますか」と聞いたところ、「やめたことがある」と回答した割合は30.7%を占めました。

役職別にみると部長クラスが最も高く、その割合は41.3%にものぼりました。

マイナビは「賞与は転職の決め手にも、転職を思いとどまる要因のひとつにもなる可能性があり、働く人の勤続への意欲に影響することがわかる」と分析しています。

本文ここまで

 

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