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ゲームで視野チェックができる?!緑内障の早期発見に役立つスマホようゲームアプリが登場

ミティオアブラスターのゲーム画面。宇宙空間を舞台に、画面中心に登場する隕石をレーザ砲で破壊している様子

東北大学大学院 医学系研究科と仙台放送はこのほど、スマートフォンを用いて、短時間かつゲーム感覚で視野の状態を確認することができる新しいアプリ「ミティオアブラスター」ミティオアブラスターを共同開発し、日本における特許を取得したと発表しました(特許権登録番号 第7103744号)。

緑内障の早期発見が目的で開発されたというもので、宇宙空間を舞台に、画面中心に登場する隕石をレーザ砲で破壊しながら、宇宙空間のあちこちに登場する星(白い光)を捉えるシューティング系のゲーム、とのこと。片目ずつ計5分間取り組むだけで、ユーザーの視野の状態を簡易判定するものだそう。

 

ミティオアブラスターのゲーム画面。宇宙空間を漂っている様子
「ミティオアブラスター」プレイ画面

 

緑内障って?

緑内障は日本人の中途失明原因第1位の病気で、40代で20人にひとり見つかるといわれています。しかし緑内障の初期にはほとんどの患者に自覚症状がなく、視野異常を感じて病院を受診する頃には、病状が進行してしまっていることが多いといわれています。早期発見・早期治療が重要です。

 

ゲームプレイ後に表示される結果表示のうち、総合結果の画面。隕石撃破数40、こうたいキャプチャ数54、総合得点87000、「いんせきげきはすうが素晴らしいですが、ときおり疲れがみられます。目を休めて再度挑戦してください!」といったコメントが書かれている。
総合結果の画面

 

左目の結果の画像。総合結果のほかに、左右それぞれの結果も表示される。視界をじゅうななぶんかつした図と、それぞれの部位別のスコアが表示されている。「下領域のスコアが悪いです。足元に注意です。」とコメントもついている。
左目の結果

 

実際に私も緑内障ですが、たまたま別の症状で眼科を受診して発見されたものの、そのときすでに片目は中期。けっこう視野が欠けていたのに、指摘されるまでは自分でも気づきませんでした。早期発見が重要と書きましたが、それくらい見つけるのが難しい病気でもあります。

こうやってゲームをしながら視野チェックもできれば、緑内障の早期発見につながりそうですね。本文ここまで

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