アサヒ飲料、「バヤリース オレンジ」の1.5リットルを一時休売 12月1日からアサヒ飲料、「バヤリース オレンジ」の1.5リットルをいちじきゅうばい 12月1日から
飲料大手のアサヒ飲料は果汁入り飲料「バヤリース オレンジ」の1.5リットルペットボトルの販売を12月1日の出荷分から一時休止します。
原材料であるオレンジ果汁の需給がひっ迫しているためです。
ブラジルや米国などの主要生産国で天候不順による不作や病害がまん延しています。販売の再開は来年春ごろを見込んでいます。
なお、容量が少ないペットボトルやビンや缶入りの商品はこれまでどおり販売するとしています。
オレンジ果汁、価格も高騰
オレンジ果汁のちょうたつなんからオレンジジュースの販売休止に踏み切るのはアサヒ飲料だけではありません。
キリンビバレッジは今年6月から~8月に果汁入り飲料「トロピカーナ」シリーズのオレンジジュースのうち、一部商品の販売を休止しました。
世界中で争奪戦を繰り広げているオレンジ果汁は価格も高騰しています。このため、ある証券会社の食品担当アナリストは「オレンジ果汁をめぐる混乱は当面、続くだろう」と分析しています。
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