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りそなグループ、従業員の服装を自由に “お堅い”イメージ払拭へ

東京とないにあるりそな銀行の店舗

りそなホールディングスは11月1日から傘下の銀行従業員の服装を自由にすることを決めました。

多様化する従業員の価値観や考え方を尊重し、働きやすさを高めるのが狙いです。

また、世間から“お堅い”と揶揄される従来の銀行のイメージを払拭するといった狙いもありそうです。

 

服装えらびは従業員の自主性に

対象となるのは、りそな銀行、埼玉りそな銀行、かんさいみらい銀行、みなと銀行といったグループ銀行の全従業員とグループ会社の全従業員です。

りそなグループではこれまでスーツやネクタイの着用といったフォーマルな服装を基本的なスタイルとしたルールをスタイルブックに定めていました。

しかし、11月からは全拠点を対象にこのルールを撤廃します。支店や本部など、勤務する場所や業務内容を踏まえた服装えらびは今後、従業員の自主性にゆだねることになります。

 

広がる服装の自由化

ここにきて金融機関の間で女性職員の制服を撤廃したり、服装の自由化に踏み切ったりする動きが広がっています。

金融大手の三井住友銀行は今年9月から東京・大阪の本店で働く行員を対象に、原則としてスーツ着用のルールを見直し、年間を通して服装を自由にしました。

金融機関で働く人の服装といえば、「男性はスーツ。女性は制服」というお堅いイメージが定着しています。服装の自由化で、金融機関の思惑どおりに従来のイメージを打破することができるのでしょうか。

注目を集めそうです。

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