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飲食料ひんの値上げ商品 10月は4151品

スーパーマーケットのおさけ売り場の写真

民間調査会社の東京商工リサーチがこのほど主要飲食料ひんメーカー200社を対象に実施した価格改定・値上げ商品に関する調査によると、10月の値上げ対象商品は4151品に達したことが分かりました。

値上げは調味料や加工食品が中心で、値上げ対象商品の数は今年4月に次いで3番目の多さとなりました。長引く円安やエネルギー価格の高騰で、輸入食材を中心にコストが上昇しており、メーカー各社は価格転嫁を進めています。

 

「リポビタンデー」「アポロ」も値上げ

分類別の値上げ率のトップは「しょくようあぶら」で、24.5%となりました。とりわけ「オリーブオイル」と「ごま油」は原料不足が深刻で、オリーブの主要産地である欧州では昨年から続く異常気象の影響から在庫がひっ迫しています。

10月は大正製薬の栄養ドリンク「リポビタンデー」や明治のチョコレート菓子「アポロ」といった人気商品が値上げとなります。

また、10月の酒税改正に伴い、「第3のビール」や「日本酒」、「焼酎」などが揃って値上がりします。

 

家計への影響も

足元ではイオンや日本生活協同組合連合会(生協)などの小売り大手が、プライベートブランド(PB)商品の値下げを公表するなど、いんしょくりょうひんの値下げの動きも起こりつつあります。

しかし、コスト高には歯止めがかっておらず、こうした動きに追随する食品メーカーはありません。東京商工リサーチは今後について、「値上げ商品の増加ペースは今春に比べて鈍化している。

しかし、暮らしに欠かせない調味料や加工食品、菓子類などでも値上げは継続しており、出費の多い年末年始にかけて家計への影響が懸念される」とみています。

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