ストレスを感じている女性ほど“悪習慣”の傾向にストレスを感じている女性ほど“あくしゅうかん”の傾向に
通信教育・出版などの事業を手掛けるベネッセコーポレーションが発行する生活情報誌「サンキュ!」は、このほど20代から50代の既婚女性517人を対象に健康やストレスに関する調査を実施しました。
この結果、ストレスを感じている女性はストレスを感じていない女性と比べて、「夜更かし」「暴飲暴食」「買い過ぎ」といった“あくしゅうかん”の傾向がみられることが分かりました。
女性の7割以上がストレスを感じている
同調査で現在のストレスの感じかたを聞いたところ、「ストレスをとても感じている」と回答した人は22.1%、「やや感じている」は49.9%と、合計で7割以上の女性がストレスを感じていることが明らかになりました。
さらに、ストレスの原因を聞いたところ、第1位は「家事」で、その割合は48.1%に上りました。共働きが増えているものの、女性に家事の負担が偏る現状が背景にあるようです。子どもの有無で傾向の差は見られませんでした。
続く第2位は「経済的な問題」で42.7%、第3位は「仕事」で37.4%となりました。
「帳消し消費」の傾向も
また、ストレスを感じている人が健康対策に使う金額は、ストレスを感じていない人の約2倍になっていることも分かりました。
「最近、ご自身の健康のためにお金をかけたものはありますか?」と聞いたところ、「ストレスを感じている人」(とても・やや)の平均金額は4542円となりました。
これに対し、「ストレスは感じていない人」(あまり・感じていない)の平均金額は2438円にとどまりました。
「ストレスを感じている人」が購入した物の一例を挙げると、ヨガスタジオ25万円、エアロバイク15万円、アップル・ウオッチ7万円、旅行5万円などがあったとしています。
「ストレスは感じていない」と回答した人と比べて、高額なものが目立っており、ストレスを解消する「帳消し消費」の傾向が見られたと分析しています。
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