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クリームシチューの「わけかけ論争」がついに決着 あなたはどちら派?

さらにもられたクリームシチューの写真。なかにはブロッコリーやにんじんなどの野菜がたくさん入っています

食品大手のハウス食品はこのほど全国の10代から60代の男女を対象に、クリームシチューをごはんと分けて食べる「わける派」か、ごはんにかけて食べる「かける派」か、いわゆるクリームシチューの「わけかけ論争」について調査を実施しました。

その結果、ごはんと「わける派」が68.0%となった一方で、ごはんに「かける派」は32.0%にとどまり、「わける派」の圧倒的な勝利となりました。

 

年代が高いほど「わける派」

年代別にみると、50代では「わける派」が76.0%、60代では87.0%となりました。年代が上がるにつれ「わける派」の割合が高くなりました。

一方、20代では「かける派」が44.3%、10代では51.3%と半数を超えました。若年層では「わける派」と「かける派」がおよそ半分ずつとなる結果となりました。

ハウス食品では「若年層で『かける派』が多いことから、今後さらに『かける派』が拡大していくことも考えられる」とみています。

 

“わける県”と“かける県”のトップスリーは…

また、「わける派」が多い都道府県の“わける県”を調べたところ、トップは「鳥取県」で、その割合は80.2%にも上りました。第2位は「島根県」で79.5%、第3位の「富山県」は78.9%と続きました。“わける県”の上位には西日本の都道府県が多くランクインしています。

一方、「かける派」が最も多かったのは「沖縄県」で、61.7%を占めました。沖縄県に続いたのは「青森県」で、その割合は49.6%に達しました。第3位は「東京都」で、48.5%でした。

トップの沖縄県以外は東日本に、“かける県”の上位が集中する結果となりました。

また、「沖縄県」は「かける派」の割合が61.7%と、6割を超えています。ハウス食品は沖縄県に「かける派」が多い理由について、「(沖縄のソウルフードである)タコライスなどに代表される『混ぜて食べる』食文化があり、ワンディッシュの習慣が根強いことが考えられます」と分析しています。

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