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a11yってなんて読む?

a11yと書かれたハート形のシールがテーブルの上にたくさん散りばめられている写真。a11yのaとyはアルファベット小文字、11は数字です

このウェブサイトをつくりながら知った単語、a11y。

ウェブサイトを作り始めたときは毎回打ち合わせで出てくる単語の意味がわからず、読み方をメモしては、あとで検索しまくる日々を送っていました。当時の私のメモ帳は、まるでたんごちょうのようになっています。

あぱっちはどうにか読めたけど、えんじんえっくすの読みが覚えられなくて、「ング…ング…」と謎発言をしてしまったことも。「エンジンエックスのことね」とエンジニアに笑われました。初心者丸出しでしたが、不審がられなくてよかったです。

ちなみにスクリーンリーダーでは「んぎんくす」と読みあげました。スクリーンリーダーも読み間違えちゃうんだからしかたない! と開き直りました。

 

そんなわたしですが、ずっと読めなかった単語があるので忘れないように書いておきます。

それは「a11y」。

これが出てきたら、わたしのように「アリー」と読んではいけません。ちなみにスクリーンリーダーで読むと「えーじゅういちわい」と読み上げます。そりゃそうですよね。

a11yは「アクセシビリティ」を意味しています。

なぜ? と思うかもしれません。その理由は、アクセシビリティを英語で書いたときのローマ字のスペルにあるようです。accessibilityの最初のaと最後のyのあいだに11文字あり、略してa11y。

accessibilityを分解した画像。aとyのあいだにc、c、e、s、s、i、b、i、l、I、tの11文字がある

さすがにスクリーンリーダーでアクセシビリティとは読み上げませんが、11文字を省略できるとあって、アクセシビリティとメモするときは重宝しています。

ちなみにこのアクセシビリティと言われる分野、世界各地でアクセシビリティを考えるいちにちとして、毎年5月の第3木曜日を記念日としています。このひはGlobal Accessibility Awareness Dayの頭文字をとって、ぎゃーどとよばれています。

日本ではまだ認知度はそれほど高くないものの、世界ではこの日に合わせて大手企業がアクセシビリティ関連の発表をしたりしています。ちょっきんだと、Appleが視覚に障害を持つユーザー向けに、ドア検知機能(Door Detection)を発表したのも、ぎゃーどでした。

こういった取り組みが、もっと広がりますように。

ぎゃーど jpホームページのリンクは以下から
https://www.gaad.jp/

 

本文ここまで

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