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点字で受検できる「ニュース検定」がスタート

点字をさわる人の手の写真

NPO法人日本ニュース時事能力検定協会と、毎日新聞社、朝日新聞社、全国の地方新聞社などが主催する「ニュース時事能力検定試験(ニュース検定)」は、2023年11月に実施される検定で、視覚障害者向けに点字による受検を受けつけています。

全国38都市の公開会場で受検できるほか、学校単位の団体受検にも対応。問題文の点字翻訳は、1922年5月に創刊された日本で唯一の点字新聞「点字毎日」を発行する毎日新聞社が協力するとのこと。2023年7月から受検申し込みの受けつけを開始しています。

 

「ニュース検定」とは

ニュース検定は、ニュースを読みとき、活用する力「じじりょく」を認定するとともに、検定問題を通じて養うのが狙いで、政治、経済、暮らし、社会・環境、国際の五つの分野からバランスよく出題されます。2022年度までに累計56万人以上が受検し、合格認定は、大学入試などでも活用されています。

検定の難易度は、初めてニュースを学ぶ子どもなど向けの5級から、難易度が非常に高い1級まで、受検者の目標やレベルに合わせた6つの級を設定。今回はそのうち、2級、準2級、3級で点字の問題冊子が用意されるとのこと。

 

要望にこたえるかたちで実施

「ニュース検定を受けたい」という視覚障害者からの要望はこれまでも寄せられていたそうで、協会事務局では問題冊子を拡大したり、問題を読み上げたりして対応してきたとのこと。

また、2022年9月に実施した検定では、視覚特別支援学校の要請を受けて問題冊子を初めて点字化して提供。点字翻訳には「点字毎日」の編集部が協力しました。

受検した生徒からは「情報量の多い問題も、自分のペースで読み直したり確認できたりするので、問題の読み上げよりも受けやすかった」と好評だったそう。

 

今後も継続予定

そこで、今回は受検者の範囲や受検級を拡大し、初めて一般の視覚障害者向けにも実施。2024年度から「合理的配慮の提供」が民間企業の法的義務となることも見据え、今後も一年に1回は点字受検の機会を提供する予定とのこと。

 

点字など特別対応による受検申し込みは以下URLから

https://www.newskentei.jp/i_apply.html

なお、特別対応による受検申し込みは協会事務局に締め切り1週間前までに必ず問い合わせのうえ、ニュース検定公式サイトからの申し込みが必要。

 

「ニュース検定公式サイト」URLは以下から

https://www.newskentei.jp/

 

「ニュース検定」 各級の難易度の目安など、検定の詳しい情報は以下URLから

https://www.newskentei.jp/a_index.html

 

日本ニュース時事能力検定協会事務局(電話)

03・3212・5116

 

本文ここまで

 

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