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ビジネスパーソンの夏休み 若年層は「タイパ」、ミドルシニア層は「コスパ」を意識

海水浴を楽しむ女性の写真

今週末からお盆休みが始まります。

故郷へ帰省したり、旅行などに出掛けたりする人も多いでしょう。

人材サービスのスタッフサービス・ホールディングスはこのほど17から62歳までのビジネスパーソン920人を対象に、「働く人の夏休みに関する実態・意識調査」を実施しました。

そのなかで、夏休みの過ごしかたの希望を聞いたところ、若年層は「タイムパフォーマンス(タイパ)」を、ミドルシニア層では「コストパフォーマンス(コスパ)」を意識しており、世代間による価値かんの違いが浮き彫りとなりました。

 

「思いっきり楽しみたい」

夏休みは「タイパを意識して過ごしたいか」と聞いたところ、Z世代の58.2%、ミレニアル世代の54.8%が「タイパを意識する」と回答しました。その一方で、バブル期世代の回答率は39.4%にとどまりました。また、「コスパを意識して過ごしたいか」と聞いたところ、バブル期世代の60.6%、就職氷河期世代の55.9%は「コスパを意識する」と回答しました。一方、Z世代、ミレニアル世代の回答率はともに50%を下回りました。

さらに、夏休みにかける思いについて質問したところ、「今まで我慢したので、思いっきり楽しみたい」との回答が54.1%となり、全体の約半数が今年の夏休みに対して期待しているようです。なかでも、Z世代の74.7%は「思いっきり楽しみたい」と若い世代ほどアクティブに過ごしたいと考えており、世代が若くなるほど期待値が高くなっています。

 

平均予算は1.5倍の12.4万円

また、今年の夏休みの予定を聞いたところ、全体のトップは「宿泊をともなう国内旅行」で、その率は35.4%に達しました。「グルメ、飲み会」が21.0%、「帰省」が20.5%、「自宅での読書、映画鑑賞、テレビ視聴」が19.1%と続きました。

夏休みにかける予算を聞いたところ、全体の平均予算は前年比1.5倍の12.4万円と大幅に増えるようです。

本文ここまで

 

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