日ごろのストレスを叩き割れ!浅草の「カワラナ」で瓦割りができるらしい日ごろのストレスを叩き割れ!浅草の「カワラナ」で瓦割りができるらしい
ストレス社会と日々、戦っている人もそうでない人も、一度やってみたい”瓦割り”。瓦を割ったら、なんだかスッキリしそうじゃありませんか? 厄年のわたしは、厄おとしになりそうな気がして…ずっと気になっていました。とにかく割ってみたかったんです。
浅草の「瓦割りカワラナ」
浅草にある「瓦割りカワラナ」へ。「花やしき」のすぐ近くにあるこちらの施設は、土用、日曜、祝日のみ営業。今のところ予約は必要なさそうです。施設の人に話しかけると、実施できる時間とウェイティングリストを案内されるので、名前を書いて時間がくるまで待ちます。1回100円で握力計があったので、準備運動で測ったりして待ちました。
わたしがおとずれたときは約45分待ちだったので、握力測定だけでは時間が持たず…近所のカフェでコーヒーを飲んで待ちました。涼しい場所でコーヒーを飲みながら瓦割りの先輩たちの記事なんかを読んだりしてイメージトレーニングをして過ごしました。手のひらをひらいて割ったほうがいいのか、グーにして拳で割ったほうがいいのか…。あ、ここのコーヒーおいしいのでおすすめです。
いざ、瓦割りへ
時間になったので再度「カワラナ」へ。待合室で同意書に記入しながらそのときを待ちます。
待合室には本がたくさん置いてあって、ふせんが貼ってあります。ページをめくると、瓦割りのシーンでした。ここでもしっかりイメージトレーニングができそうです。
料金は先払い。1枚500円から割れますが、施設の人いわく「女性は圧倒的に5枚が多い」とのこと。瓦割りははじめてなので、まずはおとなしく5枚で税抜き2000円のコースにしました。いきなり5枚も割れるのかな。
「ブレイク願掛け」なんてものもありました。ハートブレイクではなく、売れっ子祈願のほうのブレイクです。瓦をブレイクしてブレイクなんて…うまい。こっちにすればよかったかも。
はじめてでも安心
はじめての人でも施設の人がテンポよく丁寧に説明してくれるので安心です。あまりにもテンポよく説明してくれるので、つい「怒りを込めて割ったほうがうまく割れますか?」なんて聞いてしまいました。この答えは…みなさんが割りに行った際に確かめてみてください。
ちなみに屋外なので通行人がオーディエンスとなります。わたしが割るときも、夫婦とおぼしき人たちが見守っていました。これは割らねば…という圧がなかったといえばウソになります。割るほうの手にグローブを装着して、待ちに待った瓦割りへ!
肩幅に足を開いて、拳を垂直に下ろすように、ハンコを押すときのように…施設の人がしっかりフォームをみて練習させてくれます。心の準備ができたら、合図をして勢いよく拳を下ろします。ふたり以上で参加するときは、動画を撮ってもらうのがおすすめです。
「フォームがいいですね」なんてほめてもらえたので、調子にのってガッツポーズなんか決めちゃったりして。わたし、いつもポーズだけは一丁前なんです。これで割れなかったら笑えません。
いろんな怒りを込めて…とおもいきや、パリンと一瞬で5枚割れました。意外とあっさり。
瓦を割るときに一瞬感じる「割れた!」という感覚。これがたまらなくいい。瓦とともに煩悩もまっぷたつに割れていく感じがスカッとして爽快です。
わたしの前に割っていた女性がなかなか苦戦していたので5枚にしたものの、10枚でもよかったかもしれません。利き手で割りましたが、グローブをしていたのでわたしはまったく痛くありませんでした。
領収書には「瓦割り代として」
会社の人の反応が見たくて「瓦割り代として」と書いてある領収書をもらいました。しかも「合同会社ハハハ(瓦割りカワラナ)」という社名もしっかり記入されています。社内からのツッコミがたのしみです。もし誰からもツッコミがなかったら…そのとき考えます。
日ごろのストレスを叩き割りたい人、ふらっと立ち寄った人はもちろん、着物や浴衣を着ている人や人力車に乗っている人も割引対象になるようなので、浅草観光の思い出にも。
次回はブレイク割りか10枚割りに挑戦したいと思います。わたしの厄おとしは続く。
「瓦割りカワラナ」ページURLは以下から
住所:東京都台東区浅草2丁目27-17
営業時間:土曜、日曜、祝日の10時から17時
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