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2023年、食品の値上げ品目 7月中にも累計3万ごえ

スーパーマーケットで買い物をする女性の写真

食品の値上げラッシュが続いています。
民間信用調査会社の帝国データバンクの調査によると、2023年の年初から6月末までの飲料・食品の値上げ品目の数は2万9106に達したことがわかりました。

昨年は値上げ品目が2万5000に到達するまでにかかった期間は9カ月だったのに対し、今年は昨年の実績よりも約3カ月早い6カ月で到達しました。続く7月はパンを中心に値上げ品目の数は3566に上る見込みで、年初からの値上げ品目は7月中に累計3万を超えるとしています。

 

8月以降も続く値上げ

8月以降も値上げの勢いは衰えそうにありません。

8月はにゅうか改定の影響を受けてパック牛乳やヨーグルトなど乳製品を中心に987ひんもく、続く9月もチョコレート菓子など1686ひんもくが値上げするようです。

10月はびんなどの包装資材価格の上昇を背景に、日本酒やワインなど酒類を中心とした3385ひんもくが値上げする予定で、5000ひんもくを超える値上げが予想されています。

 

10月に値上げのピーク?

こうした値上げラッシュについていけない消費者の「値上げづかれ」や「生活防衛」の動きも出ているようです。

帝国データバンクも「値上げ後に店頭での売れ行きが伸び悩む食品も出始めるなど、値上げに対する消費者マインドは寛容さを失いつつある」とみています。足元では一部の酒類を中心に価格の据え置きや値下げに踏み切るメーカーも出ており、値上げ一辺倒の様相は変わりつつあります。

帝国データバンクは「食品の値上げは10月をピークに一旦は沈静化する見通しで、23年の値上げ品目は累計3万5000前後になる」と予想しています。

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