ダイハツ、手話や筆談でコミュニケーションがとれるサービスを開始ダイハツ、手話や筆談でコミュニケーションがとれるサービスを開始
日本企業の間で聴覚や言語に障害がある人へのコミュニケーションをサポートするサービスを開始する動きが広がっています。
ダイハツ工業はこのほど同社の「お客様コールセンター」で耳や言葉が不自由な人向けに、ビデオ通話を活用して手話や筆談ができるサービス「ダイハツ手話通訳サービス」を開始しました。
みずほ銀行やトヨタ自動車などは昨年、手話通訳サービスの提供を開始しています。今後、こうした取り組みが一段と広がっていきそうな気配です。
顧客一人一人に寄り添うために
これまでダイハツのお客様コールセンターでは耳の不自由な人や、声を出して言葉を話すことが困難な人からの問い合わせは、ウェブページでの問い合わせフォームやチャットで受け付けていました。
ダイハツは全ての顧客一人一人に寄り添ったきめの細かいサービスを提供する必要があると判断し、手話通訳サービスの提供に踏み切ることにしました。
料金は無料
ダイハツ手話通訳サービスはまず顧客からの問い合わせ内容を、業務委託先であるプラスヴォイス(せんだいしあおばく)の通訳者が手話や筆談で受け付けます。そして、ダイハツのお客様コールセンターに電話をつなぎ、顧客とオペレーターとのやりとりをリアルタイムに通訳するという流れになっています。
受け付け時間は午前9時から午後5時で、料金は無料となります。ただ、通信費は顧客が負担することになります。
ダイハツお客様コールセンターのURLは以下から
https://www.daihatsu.co.jp/faq/sign_language.htm
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