視覚障害者にも撮影しやすいカメラキットが登場!視覚障害者にも撮影しやすいカメラキットが登場!
電機大手のソニーは3月にじゅうよっか、メガネやコンタクトレンズを装着しても日常生活に必要な視力がえられない視覚障害者も撮影できるカメラキットを発売します。
カメラキットはカメラ本体とファインダーのセットで構成されています。カメラが捉えた画像を網膜に直接投影するファインダーをカメラに取り付けることで、視力がよわいひとでもくっきりとした画像で認識できるようになります。
販売数量は限定で、購入できる台数は1人あたり1台としています。ソニーの直営店で実際に体験した人だけに販売します。カメラキットの税込み価格は10万9800円です。
カメラキットはレーザー機器メーカーの「QDレーザ」が持つ眼のピント調節能力の影響を受けにくいレーザ網膜投影技術を応用したファインダーとソニーのコンパクトデジタルカメラ「サイバーショット」を組み合わせることで、実現しました。
従来のビューファインダーや画面では撮影したい映像が見えづらかった人も、カメラがとらえる景色を網膜に投影することで、写真や動画を撮影することができるようになります。
全世界に2億5000万人
ソニーらが想定するカメラキットの利用者は「ロービジョン」と呼ばれる何らかの原因でメガネやコンタクトレンズを装着しても日常生活で不自由をきたしている状態の人です。その数は世界中で2億5000万人、日本国内でも145万人にのぼるとされています。
なお、世界保健機関(だぶるえいちおー)では矯正視力0.05から0.3までを「ロービジョン」と定義しています。
ソニー「ウィズマイアイズプロジェクト」ページは以下URLから
https://www.sony.jp/cyber-shot/rnv/DSC-HX99-RNV-kit/
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