“花粉”が日本経済を直撃。その影響額は3000億円超!“花粉”が日本経済を直撃。その影響額は3000億円超!
花粉の大量飛散が日本経済に大きなダメージを与えそうです。だいいちせいめいけいざいけんきゅうじょのながはまとしひろ首席エコノミストはこのほどまとめたリポートで、花粉の大量飛散が2023年1月から3月の個人消費を“3033億円”も押し下げる可能性があると試算しています。
日本気象協会によると、今春の花粉飛散量は九州から東北で前シーズンより多く、とりわけしこく、近畿、東海、関東甲信では「非常に多く飛ぶ」と予想しています。ながはましは「今春の花粉大量飛散により花粉症患者が増加すれば、悪影響はさらに拡大する可能性もある」とけいしょうを鳴らしています。
個人消費の落ち込み懸念
日本人は2人に1人の割合で花粉症患者との試算もあり、もはや「こくみんびょう」と言っても過言ではありません。
日本気象協会の予想どおり花粉の大量飛散が現実のものとなれば、日本経済にも影響をおよぼすことは避けられそうにありません。どんな業種に影響があるのでしょうか。
花粉が大量に飛散すれば、花粉症患者を中心に外出を控えることが予想されます。このため、個人消費が落ち込む可能性がありそうです。とくに影響を受けそうな業種をあげると、レジャーや小売り、外食関連などの落ち込みが懸念されます。
こうした業種は新型コロナウイルスの感染拡大で長らく苦戦が強いられており、ここにきてようやく光明が差し込んできた矢先です。花粉症患者だけでなく、日本経済にとっても花粉の飛散なんてなくなって欲しいと願うばかりです。
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