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ガソリン価格が高いと感じるのはいくら?

ガソリンスタンドの前に設置された1リットルあたりのガソリン価格が表示された看板の写真です。一番うえの段はレギュラー173円、真ん中の段はハイオク184円、一番下の段には軽油153円と表示されています

駐車場やレンタカーなどのサービスを展開するパーク24わ2022年8月末に同社のドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に、「ガソリン価格」に関するアンケートを実施しました。1リットルあたりのレギュラーガソリン価格が高いと感じるのはいくらかと聞いたところ、「150円以上」との回答が30%を占め、最多となったことがわかりました。

また、現在のガソリン価格の高騰を反映しているためか、これまで3%以下にとどまっていた「160円以上」との回答が初めて1割を超えたとしている。2019年までは「150円以上」から「200円以上」と回答した人は全体の3割以下だった。

これに対し、今回の調査では55%にも達し、2016年のアンケート調査を開始して以来、半数を超えたのは初めてとしています。

7年で50円も上昇

ここ数年、レギュラーガソリンの全国平均価格は右肩上がりの上昇を続けています。2016年に121円だったレギュラーガソリンの全国平均価格は、2022年9月12日時点で171円に達しました。また、2017年以降は130円を下回ることはありませんでした。

とりわけ、今年に入ってから上昇ピッチは一段と加速し、一時175円を超えたこともありました。長引くガソリン価格高騰の影響で、過去のアンケート結果よりも「130円以上」や「140円以上」を“高い”と感じる人が減少しており、価格に対する意識が変化しているようです。

ドライバーに大きな負担

ガソリン価格の高騰によって、クルマの利用頻度が変わったかどうか聞いたところ、「変わらない」との回答が55%を占めました。また、5人に1人は「変えたくても変えられない」状況であることもわかりました。

クルマの利用頻度別で見ると、クルマを毎日利用する人は「変えたいが、変えられない」と「変わらない」と回答した人の合計は約9割にものぼっています。その他の利用頻度についても、「変えたくても変えられない」と「変わらない」と回答した人の合計は約7割となっています。

クルマを利用する人の多くは、ガソリン価格が変動してもこれまでどおりクルマを使い続けているのが実情のようです。一つ確かなのは、ガソリン価格の高騰はドライバーにとって大きな負担となっているのは間違いなさそうです。

本文ここまで

 

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