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最新技術でお箸をアップデートしてみない?

素材が異なる5種類のお箸の写真

突然ですが、ご自宅でどんなお箸を使っていますか?

わたしのように、なにかのタイミングでいただいたお箸を使っている人も多いかもしれません。年間で44,895回も口に運ぶと言われているお箸。頻繁に使うものだからこそ、こだわるという選択肢もアリでしょう。このたびハルノネから、スマホカメラで手を解析し、個々に合わせた最適なお箸を提供するサービス「イッテン」が登場しました。

 

一般的なお箸のサイズは「江戸時代の男女の手」の大きさがベース

一般的に市販されているお箸のサイズは、男性用で23.0センチメートル、女性用21.0センチメートル程度と言われています。この長さは「江戸時代の男女の手」の大きさをベースに作られたもの。本来お箸の適切な長さは「ひとあたはん」と言われ、親指と人差し指を直角に広げた長さが「ひとあた」、その1.5倍の「ひとあたはん」が、最適な長さと言われています。ちなみにひとあたはスクリーンリーダーで読むと「はじめし」「いちた」「いちし」などと読み上げました。読むのも書くのもちょっと難しい単位ですね。

右手と箸を使い、ひとあたはんの大きさを解説する写真。親指と人差し指を直角に広げた長さがひとあたとなる
「ひとあたはん」が、お箸の最適な長さ

 

画像解析技術を駆使した “パーソナライズ箸”

手のサイズが異なれば「最適なお箸の長さ」も人それぞれ。画像解析の技術を使い、スマホのカメラで手を計測することで、その手にフィットした最適なお箸の長さを導きます。そして職人がそのサイズに合わせて、ミリ単位で一膳一膳作っていくことで、その人に合った専用のいってんものの箸ができる仕組みです。手を計測する「いってんまっと」のうえに利き手をのせ、スマホで自身の手を撮影。撮影したその場で、ひとりひとりの手のサイズをテクノロジーが骨格解析し、適切な長さを提示するそう。

お箸キットに同梱されるいってんマットと呼ばれる計測シートの上に利き手をのせて、スマホで写真を撮っている様子
スマホで簡単に測定できる

 

テクノロジー×技術×アップサイクルでお箸をアップデート

イッテンでは、注文後に「お箸キット」が届き、利き手を撮影。キットに同梱される木材のなかからお箸にする素材を選択すると、2週間程度で職人によってつくられた自分だけのお箸が届く仕組みです。お箸の長さは18.0せんちめーとるから27.0せんちめーとるで計測ちは5ミリメートル単位を繰り上げて製造する緻密さ。形状は三角形の、無塗装で素材の色が綺麗なお箸が届きます。

お箸の木材は、お箸に適したいくつかの木材の中から、自分の好みのものを選ぶことができるそう。 天然の無垢材を使用しており、高級家具などを作る際に断裁されてしまう「はざい」が活かされています。

お箸となる5つの小さい木材サンプルの写真。木材サンプルを手に取りながら、香り、質感、いろみ、重さなどからお気に入りの木材を1つ選べます
選べるお箸の素材

 

お箸をアップデートしたら、日々の食事そのものがさらに充実しそうですね。

 

いってん公式販売サイトURLは以下から
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