全盲の当事者がタンデム自転車で日本をめぐる!クラウドファンディングを実施中全盲の当事者がタンデム自転車で日本をめぐる!クラウドファンディングを実施中

全盲の「やまちゃん」。どこかで聞いたことがある名前です。
前回、弊社サイトでAIスーツケース(エーアイスーツケース)の体験記事に登場していた、あの山本さんです。
山本さんのAIスーツケース(エーアイスーツケース)体験記事のURLは以下から
山本さん、なんと日本全国をタンデム自転車で旅をすることになったそう。
なお、タンデム自転車とは複数のサドルとペダルを装備し、複数の人が前後に並んで乗って同時に駆動することができる自転車のこと。

視覚障害者の生きかたや働きかたの可能性を広げたい
視覚障害者の生きかたや働きかたの可能性を広げることを目的としているこのプロジェクト。いまのところ出発は2025年の4月下旬を予定しているそうです。
東京を出発して約100日かけて東北・北海道を巡るのだとか。太平洋側を北上し、北海道を巡って日本海側から南下するとのこと。
各都道府県では都道府県別人口割合に応じた人数に実際に会ってデジタル名刺を交換。1万人と名刺交換を目標に、多くの人々と直接交流し、視覚障害者の可能性を広め、ネットワークを築きます。
デジタル名刺は前回紹介した「プレーリーカード」。これなら旅の途中で名刺がなくなる心配も、追加印刷する必要もなく名刺交換できますね。
デジタル名刺「プレーリーカード」を紹介した記事のURLは以下から
ゲストハウス等に滞在しながら、地域の人たちとつながり、お仕事体験や美術館でのアート鑑賞などのイベントを行うのだとか。
移動には二人乗りのタンデム自転車を使い、一緒にタンデム自転車に乗ってもらいながら旅を続けるそう。なかなかチャレンジングな取り組みです。
全盲でも見えたこと
ここまで山本さんを突き動かした原動力はなんだったのでしょうか。
2021年夏頃から約1年の間に病気で視力を完全に失い、当たり前にできていたことができなくなり、家族とも離れて孤独に陥ったという山本さん。
しかし、外に出て人とつながることで前に進むことができ、この経験が視覚障害者としての新しい可能性を探すきっかけとなりました。
旅の途中で「アートコミュニケーター」イベントも
アートコミュニケーターとして、視覚障害当事者である山本さんご自身との観賞や、視覚以外の感覚を使ってアートを楽しむイベントを開催。地域の美術館やギャラリーと連携して交流を深めるといいます。
クラウドファンディングは「オールイン方式」
今回のクラウドファンディングは、目標金額を達成せずに募集期間が終了した場合でもプロジェクトが実行され、リターンが届く「オールイン方式」。
目標金額150万円に対し、2025年3月30日現在で87万6千円、人数にして100名もの支援を集めています。リターンは3,000円から、2025年4月30日まで支援を受け付けています。
旅の様子は以下のSNSでも発信していくそう。
YouTubeのURLは以下から
https://youtube.com/@yamatheblind?si=yNWiru0yK_lMckJK
XのURLは以下から
x.com/yama_the_blind?s=21&t=BH_Bn7evYIXTW8_wTxHGqQ
InstagramのURLは以下から
https://www.instagram.com/yama_the_blind?igsh=YmN3ZndlaDE4dDYx&utm_source=qr
CAMPFIRE(キャンプファイヤー)クラウドファンディングページURLは以下から
https://camp-fire.jp/projects/830916/view?utm_campaign=cp_share_c_msg_projects_show
ぜひチェックしてみて!
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