２０２５年夏の天候、猛暑と梅雨の大雨に注意！２０２５年夏の天候、猛暑と梅雨の大雨に注意！

気象庁はこのほど６月から８月までの夏の天候の見通しをまとめ、発表しました。

それによりますと、今年の夏は暖かい空気に覆われやすいため、気温は全国的に高くなる見込みです。

地球温暖化の影響などにより地球全体で大気全体の温度が高いほか、ベンガル湾付近からフィリピン東方の海上にかけて海面水温が高くなることが予想されます。

このため、積乱雲（せきらんうん）の発生は東南アジア付近からフィリピン北東の海上にかけて多くなるようです。

これらの影響により、上空の偏西風（へんせいふう）はユーラシア大陸から日本付近にかけて平年より北を流れやすく、チベット高気圧は平年に比べ北側で強くなるとみています。

これらの要因などにより、日本付近は暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温が高くなるもようです。

また、気象庁は「梅雨（ばいう）前線の活動が活発となる時期がある」と、梅雨の大雨に注意を呼び掛けています。

２０２５年の夏も暑くなりそうで、熱中症にはくれぐれも注意してください。

向こう３カ月の天気は

気象庁は夏の天候と同時に、３月から５月の向こう３か月の天候の見通しも発表しました。

それによりますと、寒気の影響を受けにくいため、北日本は高く、東日本では平年並みか高くなるもようです。

また、降水量は低気圧や前線の影響を受けにくいため、北日本と東日本ではほぼ平年並みと予想しています。

しかし、西日本と沖縄・奄美（あまみ）で平年並みか少なくなると予想しています。

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