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花粉シーズン本格化 いっとじゅうきゅうけんで飛散開始

花粉症に苦しむ女性。目がかゆいため、目頭を両手でおさえています

 

気象情報サービスなどを提供するウェザーニューズはこのほど関東や九州など1都19県(いっとじゅうきゅうけん)で本格的な花粉シーズンに入ったと発表しました。

飛散量は西日本と東日本で平年を上回ると予想しています。

同社は「とりわけ西日本は過去10年で最多に匹敵するおそれがある」と注意をうながしています。

 

東京都は2月15日

 

スギの雄花は暖かくなると花粉を飛ばし始め、とくに風(かぜ)の強い日は飛びやすくなります。

今シーズンは1月下旬に全国的に気温が平年を上回り、福岡県や神奈川県などでは平年よりも早くスギ花粉の飛散が始まったとしています。

2月に入ると強い寒波による低温で花粉の飛散が抑えられました。

しかし、2月中旬からは寒気が北上して寒さがやわらぎ、高気圧が接近して気温が上昇した2月15日に東京都を含む関東でも広く花粉シーズンに突入したとみています。

 

来週以降、飛散エリアが拡大

 

2月22日からの3連休にかけては冬型の気圧配置が続き、真冬並みの寒さになることが予想されています。

このため、花粉の飛散は比較的抑えられ、飛散開始となるエリアは九州や四国(しこく)の一部のみとなりそうな気配です。

寒気が去る来週以降は高気圧と低気圧が交互に通過し、天気が周期的に変化します。

低気圧が日本海を通過する日は暖かな南風が吹くため、花粉が飛びやすくなります。

来週以降、3月上旬にかけてスギ花粉の飛散エリアは西日本と東日本、東北の南部で急速に拡大し、3月上旬には東北の北部でもスギ花粉の飛散が始まるとみています。

もっとも花粉は飛散が始まると、気温が低い日でも飛びやすくなります。

気温が15度を上回り、風(かぜ)の強い日(ひ)には大量に飛散するおそれがあります。

同社は「花粉症のひとはマスクや目薬などで万全の対策をとるようにしてください。また、外干しした布団や洗濯物は、よくはたいてから取り込むことが有効です」と呼び掛けています。

 

 

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