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コロナかを経て、オフィスで集中できない人が続出 ロッテ調べ

オフィスでパソコンの画面をみながらあたまをかかえる女性。

 

多くのビジネスパーソンがオフィスで業務に集中できないと感じていることが、菓子大手のロッテがこのほど20歳から59歳までのビジネスパーソンを対象に実施した調査で明らかになりました。

調査では半数以上ものビジネスパーソンがコロナ禍(か)を経て集中するのが下手になったと感じていることもわかったとしています。

調査は昨年12月上旬に行われ、有効回答は1000としています。

 

リモートワークのみはごくわずか

 

コロナウイルスのまん延によるリモートワーク拡大から4年以上が経過しました。

2023年5月に新型コロナウイルスが感染症法上の「5類」に移行してから、一転して出社回帰のムードが強まりました。

そこで、現在のオフィスへの出社頻度について聞いたところ、週に3回以上出社する人は81.5%にものぼりました。

週に1回以上出社する人の割合は91.5%になった一方で、リモートワークのみの人はわずか3.4%にとどまりました。

また、年齢が高くなるにつれて週に5回以上出社する人の割合が高くなることもわかりました。

 

約8割の人が集中できず

 

オフィスでの「集中」に関する実態を聞いたところ、75.8%の人が「普段オフィスで仕事に集中できないと感じることがある」と回答したといいます。

さらに、55.1%の人が「コロナ禍(か)を経てリモートワークを経験したことにより、以前よりオフィスでの集中がしづらい、集中するのが下手になったと感じる」との回答を得たとしています。

年代別に見ると、20代の66.7%が集中することが下手になったと感じていることが明らかになりました。

 

集中できない理由

 

その理由を聞いたところ、「リモートワークにより、周囲に人がいない業務環境に慣れてしまったため」との回答が最も多く、その回答率は44.9%となりました。

次いで「リモートワークにより、不要な移動が必要ない業務環境に慣れてしまったため」が42.8%、「リモートワークにより、電話対応や庶務・雑務の依頼などが少ない業務環境に慣れてしまったため」が35.6%と続きました。

オフィスで集中がしづらいと感じた際の要因を聞いてみたところ、第1位が「電話対応や、急に振られる業務といった予測できない雑務の発生」、第2位が「周囲にいる人のおしゃべりや話し声」、第3位が「仕事における人間関係や気遣いへのストレス」という悩みの声がありました。

ロッテの研究によると、「ガムを噛みながら仕事をすると仕事の効率が上がり、仕事中の不注意も減少する」といいます。

オフィスで集中できなくなった時は、ガムを噛んでリフレッシュするのはいかがでしょうか。

 

 

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