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緑茶のカテキン成分が歯周病(ししゅうびょう)関連細菌の増殖を抑制

テーブルのうえに置かれたガラス製のティーポットと湯飲み。ポットと湯飲みにはそれぞれ冷たい緑茶がはいっています

 

 

東北大学大学院歯学研究科の研究グループはこのほど緑茶のカテキン成分の一種が主な歯周病(ししゅうびょう)関連細菌の代謝を抑制するほか、増殖の抑制と死滅を誘導することを解明しました。

緑茶カテキンは抗菌作用のほか、抗がん作用(さよう)や抗酸化作用(さよう)といった多くの生物学的(てき)機能を持つことが報告されています。

 

緑茶カテキンに着目

 

カテキンの種類にはエピカテキン、エピガロカテキン、エピカテキン‐3-ガレート、エピガロカテキン‐3-ガレートがあります。

今回の研究で研究グループが着目したのが「エピガロカテキン-3-ガレート」です。

エピガロカテキン-3-ガレートは緑茶に最も多く含まれており、抗菌効果が一番強いことで知られています。

エピガロカテキン-3-ガレートは歯周病(ししゅうびょう)関連細菌に対して強い抗菌効果を持っており、口腔内に浮遊する細菌の除去を促す可能性があるとしています。

今回の研究結果について、研究グループは「歯周病(ししゅうびょう)の予防や良好な口腔環境を維持するための新規開発に貢献できる可能性があり、さらに詳細な研究や臨床研究を通じてその実現が期待されている」としています。

 

 

本文ここまで

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