アラームと光で知らせる、腕につける熱中症対策「カナリア」が便利!アラームと光で知らせる、腕につける熱中症対策「カナリア」が便利!
連日の強い日ざし、わたしのパソコンに表示される天気予報では毎日のように「過去最高」と出ていて、昨日もそんなこと言ってなかったっけ?とグッタリ。日焼け止めを塗っても汗で落ちてくるし…今まだ7月だというのに、この暑さ。8月が怖くなるくらいです。
そしてこの季節、注意しなければならないのが熱中症。こまめな水分補給って具体的にいつ必要なのか、なんとなくやっている…という人も多いのではないでしょうか。
大事なのは“いま自分がいる場所の危険度”
環境省が数年前から全国を対象に運用開始した「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に都道府県単位でだされています。
メールやラインで通知を受け取れてとても便利なのですが、あくまで“都道府県単位”なので、いま自分がいる場所」や「自分が今いる、この部屋のなか」などのピンポイントで状況を知るためには熱中症計などの計測機器の使用がおすすめです。
「カナリア」という熱中症対策商品
とはいえ、なにをどう注意したらいいのかわからない人も多いはず。そんなとき見つけたのがバイオデータバンクから発売されている「カナリア」。腕につけて使う熱中症対策商品です。
カナリアのいいところは、腕時計のように腕に巻いてつけておくだけで熱中症のリスクを事前に知らせてくれるところ。熱中症は深部体温が上昇すると発症するといわれており、深部体温の上昇をアルゴリズム(計算式)で推定し、深部体温の上昇を検知した場合にアラームとランプで知らせてくれるそう。
WBGTは環境をモニタリングし広いエリアを対象に熱中症対策がおこなえますが、カナリアは個人の状態をモニタリングしていくことで熱中症対策ができます。
熱中症になる手前で知らせてくれるので、ふだんはつけたままでいいし、数値を読みとる必要がないのもポイント。子どもからご高齢のかたまで、幅広い年代で使えそうです。
約5,000円でワンシーズン使いきり
価格は税込み4,950円。正直に言うと、約5,000円という価格にほんの少しだけ躊躇したのですが、この暑さで熱中症で病院に運ばれて…という万が一のリスクを考えれば保険代として高くないお買い物だったと思います。
通信や充電も不要で、一度スイッチをいれるだけで3か月から4か月連続で動作します。なによりシンプルでかっこいいし、腕につけておくだけなので荷物にもなりません。本体の裏面のセンサー部分が肌に密着するように、手の甲側に装着したら完了です。
スイッチをいれるだけ
使いかたもシンプル。本体の横にある小さな突起状のボタンをカチッと押し込むだけ。押し込まれると一度、電子音が鳴ります。押し込んだあとは30秒に1回、緑のランプが光ります。たったこれだけでワンシーズン使えます。ちなみに、一度起動すると使い切るまでストップはできない仕様です。
どれくらいの音量?
購入前から気になっていたのが、その音量。熱中症の危険を知らせるときは赤ランプがアラームとともに12秒点滅し、そのあと危険域にいるあいだは10秒に1回点滅するそうなのですが、その音量は74デシベルと書いてあります。70デシベルでセミの鳴き声くらいの大きさらしいので、もしかしてけっこう大きいかも…?
しかも、さきほども書いたように一度起動したら使い切るまでストップ不可能。周りに人がたくさんいる状況で鳴ったらどうしよう…。ということで、実際に試してみることにしました。
カナリアをつけて、外で遊んでみた
7月の三連休。この日の東京は最高気温36度。もはや体温ともいえる温度。いくらタオルでふいても止まらない汗。せっかく塗った日焼け止めも塗り直し、メガネではなくサングラスにかけ直して…。こんな日こそ、実験にはぴったり。お昼前からカナリヤをつけてお出かけしました。
プリンもアイスも抹茶もひとつで堪能できるスイーツを食べてひんやりしたあと、約1.6キロ離れた場所へ歩いて瓦を割りに行くという狂気に近いお散歩をしました。遊び…いえ、これは実験です。日ざしは強いしあまりにも暑くて、つねに日かげを探しながら歩いたのですが、カナリヤは鳴らず。無事に5枚の瓦を割って、夕方解散しました。
こまめに水分もとっていたこともよかったのか、結局この日はアラームを聞くことはありませんでした。しかしそれはつまり、安全に過ごせたということでもあります。つけていることすら忘れて過ごせて、熱中症対策もできて、想像以上にいいお買い物でした。
バイオデータバンク「カナリア」商品ページは以下URLから
https://biodatabank.co.jp/consumer/
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