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新入社員だけのもの?「働きかたの満足度」が“ごがつびょう”と関連

部屋の片隅で頭をかかえながら座りこむ女性の写真

待ちわびた春の大型連休もあっというまに終わり、日常生活に戻るのが“苦痛”と感じている人も少なくないでしょう。大型連休明けは体調の変化が起こりやすく、新入社員がなりやすい“ごがつびょう”もちょうどこの時期から増えるようです。

その症状として「職場に行きたくない」「気力がない」といった体調に変化が現れるとされています。新入社員がなりやすいという印象がありますが、幅広い年齢層の多くの人がなっていることが住宅メーカーの積水ハウスがこのほど実施した調査で分かりました。

 

35.0%が“ごがつびょう”を経験

今回は積水ハウスの研究機関「じゅうせいかつけんきゅうじょ」が全国の20から60代の男女を対象に大型連休明けに体調が変化した経験や、その原因、リフレッシュ方法などを調査しました。

その結果、2022年の大型連休明けは35.0%の人が体調に変化があったことが分かりました。

体調に変化があったと回答した人のうち最も多かったのは、「職場に行きたくない」が50.3%でした。続く2位は「気力がない」で、45.0%となりました。3位の「気分が落ち込む」は41.3%となり、気分に関わる変化が上位を占める結果になりました。

 

年齢は関係なし

さらに、“ごがつびょう”になった人の割合を年齢別にみると、20代が43.3%、 30代が45.0%と、20から30代がとりわけ高かったとしています。また、50代も3割近くが経験しており、年齢はあまり関係ないようです。

勤続年数別で最も多かったのが「3年以上5年未満」で、その割合は61.0%に達しました。同社では「ごがつびょうは若者や新入社員に限らず、誰にでも起こりえるものと考えられます」と分析しています。

一方で、「働きかた」や「睡眠」「入浴の質」「家族とのかんけいせい」などで満足度が高い人ほど“ごがつびょう”になりにくいこともわかりました。

なかでも「働きかた」において「満足」または「おおむね満足」と回答した人のうち26.5%が、「少し不満」または「不満」と回答した人のうち50.4%が2022年に“ごがつびょう”になっており、とくに「働きかたの満足度」との関連が大きいといえそうです。

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