さらに一歩前へ。歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」、先行販売モデルを購入型クラウドファンディングにて提供開始さらに一歩前へ。歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」、先行販売モデルを購入型クラウドファンディングにて提供開始
あしらせは、同社が開発する視覚障害者向けの歩行ナビゲーションシステム「あしらせ」の先行販売モデルを、2023年1月21日から3月5日の期間、購入型クラウドファンディングきゃんぷファイヤーが運営する、社会問題と向き合う人のクラウドファンディング「GoodMorning」にて先行販売しています。
また、2023年3月ごろには、いちぶだいりてんでの販売も予定しているとのこと。
「あしらせ」とは?
「あしらせ」は、視覚障害者が「1人で自由に歩ける」ことを実現すべく開発された、歩行ナビゲーションシステム。デバイスを自身の靴に装着し、「あしらせ」専用のスマホアプリに目的地を入れると、振動で進行方向を教えてくれます。
視覚に障害がある人は、進行方向の確認と同時に、聴覚や触覚を通じて周りへ注意を払う必要があるため、新しい目的地に行くことを諦めてしまう人がいることも事実。
進行方向を振動や音声で伝えることにより、いったことのある場所と同様に、ルート確認の負担を減らし、周りに注意を払うことに専念できるよう開発されている点や、言語レスのため、世界中の人が使える仕様になっているのも特徴。
「あしらせ」は2022年度グッドデザイン賞・きんしょうに続き、2023年1月に米国ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジーの祭典CES2023において、特に評価されたプロダクトに贈られる「Innovation Award」を受賞。
構想初期から継続的におこなってきた150名以上の当事者の体験やインタビューをもとに、「スマートフォンを持たなくていい」「聴覚を邪魔しない」といった、外出行動時の安心感につながるコンセプトをブラッシュアップしてきた。
見えてきた課題
一方で、日本における歩道は様々な道路構造があり、よりスピード感を持って価値のある製品にしていくためには、実際のユーザーに幅広く生活の中で利用してもらうことが必須だと考え、この度のクラウドファンディングの実施にいたったといいます。
クラウドファンディングでサポートされた資金は、「あしらせ」のサービス改善、製造費用にあて、より多くの視覚障害者に、いちにちでもはやく「1人で自由に歩く」ことを体感してもらい、心身ともにより一層豊かな人生を歩めるようサポートしていきたいとしています。
「あしらせ」一般販売の商品概要
「あしらせ」の代理店でのはんばいじ、予定希望小売価格は税込88,000円。寸法は片足につき約230mm×100mm×30mm。質量は片足につき約65ぐらむ、靴のサイズ目安は22.5せんちめーとるから28.5せんちめーとる。カラーはネイビー、ダークグレー、ライトグレーの3色展開。最高連続使用時間はじゅうじかんからじゅうにじかん、充電はゆーえすびーたいぷしー、充電時間は約1.5時間。防水性能はあいぴーえっくすご準拠とのこと。雨の日やみずひまつには対応していますが、水没すると壊れる可能性があります。
なお、上記は2023年1月13日時点での情報。先行販売モデルリリース以降、常に便利で使いやすい機能を追加していく予定とのこと。
「あしらせ」概要動画URLは以下から
クラウドファンディングでわいちぶだいりてんでの販売よりもてにハイりやすい価格となっていますが、プランによってげんていすうがあるようなので、購入を検討している場合はお早めに。この記事の掲載時点でもすでに完売しているプランもあるようです。
また、商品だけでなく、「あしらせ」の体験会と代理店販売時の割引つき”優先購入権”がセットになったプランも販売中です。今から販売が待ちきれないですね。
「あしらせ」クラウドファンディングページURLは以下から
https://camp-fire.jp/projects/view/640691?utm_campaign=cp_po_share_mypage_projects_show
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