北海道の新名菓「生ノースマン」って知ってる?北海道のしんめいか「なまノースマン」って知ってる?
「ノースマン」をご存じでしょうか?
「ノースマン」は昭和49年に発売された、北海道産の小豆を使ったこしあんを、パイでつつんで焼き上げたお菓子。こしあんは、パイと合うようにひと手間かけて小豆の皮をむいて渋みを消しているそう。
こしあんのほかにも、ミルク、かぼちゃ、限定のつぶあんなどバリエーションも豊か。北海道の人でなくとも知っている人もきっと多いはず。
ノースマンのニューフェイスが登場
そんな北海道で有名な「ノースマン」に、2022年から「生(なま)ノースマン」が登場したのをご存じでしょうか?あんこを薄めでしっとりしたパイでつつみ、さらに北海道産の生クリームをたっぷり入れた、リッチなお菓子です。
販売している店舗は、これを書いている2024年10月現在でポップアップ店舗を除くとおもに新千歳空港、大丸札幌のお店でしかゲットできないレア商品。完売になる日もある人気商品です。わたしも初めて買いに行ったときは売り切れていて購入できませんでした。
しかも常温で賞味期限が製造日より30日の通常のノースマンに対し、生(なま)ノースマンは冷蔵、消費期限は製造日からたったの3日と、ややハードルも高めです。
どうしても食べたかったので、東京に帰る日にどうにかゲットしました。
あんこと生クリームって…
あんこをパイでつつみ、さらに北海道産の生クリーム…とありましたが、あんこに生クリームなんて甘すぎるのでは、と思いながらひとくち。
パンの世界ではあんパン、クリームパンがあるくらいです。主役を張れる具材がダブルで入っていたらケンカしないの?なんて考えながら食べていました。
しっとりとした甘さ控えめのこしあんに、甘くない生クリームの相性抜群。けんかするどころか、あんこを生クリームが引き立てているとさえ感じました。ほんのりパイの部分のしょっぱさが口の中でマッチして、ぺろっとひとつ完食してしまいました。やだ、とっても好みの味。
そして食べくらべ
やっぱりレポートは、比較してなんぼだと思うんです。両方とも食べたかっただけでしょ?と言われればそれまでなのですが、それくらいおいしかったから、ということでもあります。
ではさっそくいただきます。
「ノースマン」は、こしあんの甘みをしっとりしたパイでつつんだ感じで、こしあんの甘みをダイレクトに感じることができます。
口のなかでの「あんこ、ここにいます!」という主張がつよめ。きっとあんこがすきな人にはたまらない味。小豆の皮をむいて渋みを消しているからか、とてもサラッとした食感のあんこがまたいいんです。
一方で「生(なま)ノースマン」は、こしあんの甘みを生クリームで優しくつつんで、まろやかな甘みになっています。くどくないので食べやすい味。
どちらもノースマンだけど、こんなに味がちがうなんて!と驚きを隠せませんでした。みためは似ていても、いい意味で味はまるで別物。食べくらべしてその違いがよくわかりました。
わたしはコーヒーといっしょに食べましたが、お茶や紅茶とも合いそう。北海道みやげにいかがでしょう?
「ノースマン」ホームページは以下URLから
https://northman-hokkaido.com/
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