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そばとバニラアイスの、意外すぎるマリアージュ「クーリッシュ冷やしたぬきそば」じっしょくレポート

ロッテのパウチようきにハイッタアイス、クーリッシュを手で持っている写真。そのうしろには富士そばの冷やしたぬきそばが映っています

すべてはこの記事から始まりました。まずは読んでみてください。

 

冷やしたぬきそばとアイスが夢のコラボ?! 「富士そば」が発売

 

これを書いたのはわたしではなく同僚ですが、ときどきあるんです。「これ、食べてみたら?」という見えないパスを回されることが。

しかも読んだ人から「あれ食べた?」という声まで届きはじめる始末。

そしてこのコラボが展開されている2店舗のうち一店舗は通勤経路で通る駅。これってなんだか呼ばれている気がする。そんな気がしませんか?

 

わたしは行くよ、富士そばへ

高鳴る胸を押さえ、周囲の期待を胸に抱き、出先からの出社途中に向かった「名代(なだい)富士そば 池袋店」。なお、名代は「めいだい」ではなく「なだい」が正しい読みかたです。

毎日限定10食という、選ばれし人しか食せないというレア感がまた、わたしの意欲を掻き立てます。しかしこのときすでに15時。

完売していてもおかしくない時間なので、そのときは翌日リベンジしようと思いました。

なだい富士そば 池袋店の外観写真。池袋駅から徒歩数分のところにありました
池袋店に到着

 

まさかの

まっすぐ券売機に向かうと…ありました。

 

券売機の写真。大きいボタンの左からにばんめが例のそばです
「クーリッシュ冷やしたぬきそば」税込み580円

 

イチ押しメニューらしく、心なしかボタンが目立つ位置にあります。

「ここにいるぞ!」という存在感はボタンの大きさにもしっかりあらわれていました。ご丁寧に「クーリッシュは別添えで提供します」というポップまでついています。イチ押しどころかゴリ押しです。

そして食券が買えたということは、例のそばを食べられるということ。

これでわたしは本日の選ばれし10人のひとりになることが確定しました。

 

食券を店員さんに出すときに一瞬「えっ」という顔をされたような気がするのも、提供されたときに店員さんから「無理するなよ」というオーラを感じたような気がするのも、きっとぜんぶ気のせいです。

お盆にのったそばと、べずぞえのクーリッシュバニラあじのパッケージ写真。かけそばのうえにわきざまれたあまじょっぱい油揚げ、ネギ、天かす、わさびがひとつのうつわにもりつけられています。クーリッシュはパウチようきにハイっているクーリッシュのミニサイズばんです
きっとぜんぶ、夏のせいだ

 

そばとバニラアイスのマリアージュ

まず、そばになんの仕掛けもないことを確認しなければなりません。そのままひと口、そばをすすりました。さっぱりした食べやすいそば。あまからいつゆがよく合います。そばが主張しすぎずツルツル食べられる、いつもの冷やしたぬきそばでした。

冷やしたぬきそばを箸上げしている写真。ふつうのたぬきそばです
いつものお味

 

さあ次はいよいよクーリッシュの出番です。

こうやってみると、冷やしたぬきそばのデザートのように見えなくもない。しかしそれでは富士そばとロッテに負けてしまう気がする。ここからは勢い勝負です。

むにゅっとそばにクーリッシュをイン! そばといっしょにパクッ!

どうしてクーリッシュとそばを合わせようと考えたのか、なんて思いを巡らせている余裕もないくらいのスピードで口にいれました。まずは口に入れてから。話はそれからだ。

むにゅっとクーリッシュをひやしたぬきそばのうえにかけている写真
ええい、ままよ

 

あ、あまじょっぱい。たとえるなら、冷えたみたらしのような…。意外と言えば大変失礼ですが、想像以上においしいです。

調子にのってネギもいっしょに食べましたが、これもいける。

クーリッシュという純白のベールとあまからいつゆをまとったそば、いろどりを添えるシャキシャキのネギ、水分を含んでややフニャッとした天かす、あまさ担当の油あげ。

わたしの口のなかで軽やかなハーモニー…ではなく大運動会が繰り広げられています。

あれ? おかしいぞ? 甘いはずなのに…見た目ほど違和感がない。リアクションが出てこないくらいには普通に食べられる。どうして?

クーリッシュをまとったそば、あぶらあげ、ネギ、わさびを箸上げしている写真
これぞ全部のせ

 

クーリッシュ ハイ

わさびをのせてみると、毎回やらかすあの「ツーン!」がなくなりました。わたし、もはや無敵状態。順調すぎて拍子抜けしてしまいます。

しかもクーリッシュ効果でキンキンに冷えて、ツルツル食べ進められました。

気がつけば、クーリッシュは全部のせていました。そして冷やしたぬきそばの汁がクーリッシュのミルキーホワイトと混ざり合い、とんこつラーメンのスープのように見えてきて…これは“クーリッシュ ハイ”という状況なのでしょうか。今思いついた名前なのですが。

まったく無理はしていないけれど、あまじょっぱさでどんどん食べすすんでしまい、気づいたら汁まで完食していました。この勝負、わたしの勝ち。

汁までのみほされた、からのうつわとれんげ、そしてぐったりとしたクーリッシュのパッケージの写真。まさかここにクーリッシュがハイっていたとわ思えないくらい、あとかたもなくきれいにのみほされたうつわです
うなだれるクーリッシュ

 

お盆を下げに行きながら「みたらしみたいでおいしかったです!」とひとこと声をかけると店員さんは驚いた表情。

「僕のおすすめはデザートに食べることです」とさわやかなお返事が。今日でどれくらいかを聞いてみると、5人目か6人目くらい、とのこと。意外と少なくて逆に驚きました。こんなにおいしいのに。

バックルームでは「今日来た女性客、クーリッシュぜんぶ入れて汁まで完食してたぜ」と申し送りされているかもしれませんが、池袋店にわずかに爪痕を残せた気がします。

池袋店、五反田店では8月31日まで、赤坂店では9月1日から9月30日まで販売しています。気になる人はお店へ急げ!

 

名代(なだい)富士そば ページURLは以下から

https://www.fujisoba.co.jp/news/entry/entry001958.html

 

本文ここまで

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