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ニッカウヰスキー、一本33万円のウイスキーを発売

ニッカウヰスキーの創業90周年の記念商品「ザ・ニッカ ナインディケイズ」の写真です

 

アサヒビールのウイスキー製造子会社、ニッカウヰスキーは2024年に創業90周年を迎えます。

その記念商品として「ザ・ニッカ ナインディケイズ」を7月2日に限定発売します。

数量は日本と海外で2000本、10月にも日本と海外で2000本の計4000本を販売します。

同商品は1940年代から2020年代まで9つの年代にわたって6つの工場などで作られた150種類以上の原酒がブレンドされている。

700ミリリットル入りで、税込み価格は33万円となります。

7月から12月にかけて東京都内にウイスキーの魅力を発信するコンセプト・バーを展開するとしています。

コンセプト・バーではオリジナルカクテルを提供するほか、グッズなども販売するとしています。

また、ロンドンやパリ、ローマ、ニューヨークなど海外にある人気のバーとコラボし、イベントなども実施する予定です。

 

60億円の設備投資

 

ニッカウヰスキーは同時に、洋酒事業を強化します。

60億円の設備投資を行い、旺盛な需要に応えるとしています。

設備投資は栃木工場に樽(たる)の貯蔵庫を新設することなどが柱となります。

1本あたりの価格が2000円以上のプレミアムウイスキーカテゴリーの世界市場で、トップテン入りを目指すとしています。

6月5日、東京都内で会見したニッカウヰスキーの爲定一智(ためさだ・かずとも)社長は洋酒事業の強化について、「お客様が(ウイスキーを)手に入れられない状況を解消したい」と説明しました。

 

 

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