知る人ぞ知る、舟和のあんこ玉「メロン」知る人ぞ知る、ふなわのあんこだま「メロン」
芋ようかんで有名な舟和(ふなわ)。明治35年創業の、言わずと知れた和菓子の老舗です。
とくに芋ようかんは素朴な風味が世代問わず楽しめる、手土産の鉄板。
食べたことがある人も多いのではないでしょうか。
芋ようかんもおいしいけれど、今回おすすめしたいのは「あんこ玉」。
隠れた人気商品
あんこ玉は、甘さ控えめのひと口サイズのあんこのお菓子。
まんまるのあんこのまわりが寒天でくるまれており、口にいれると優しい甘さとともにプチっとした食感が楽しめます。
通常のラインナップは、小豆、白いんげん、抹茶、苺、珈琲、みかんの6つ。
せっかくなので全種類食べてみました。
王道の小豆、白いんげんのほかに、あんことの相性ぴったりな抹茶とコーヒー。
抹茶もコーヒーも、みためは濃い色なので苦いのかと思いましたが、むしろ苦みは少なく食べやすい味でした。
驚いたのがいちごとみかん。いちごは「いちご大福」があるのである程度想像どおりの味でしたが、
みかんがあんこと合うとは意外でした。あの甘酸っぱさがあんこと絶妙にマッチしています。
控えめなあんこの甘さとケンカしない、上品な甘さとみずみずしさが特徴的でした。見た目と味のギャップにキュンとします。この例えで伝わるかはわかりませんが、クラスにいたら絶対モテるタイプ…なんて思いながら食べました。
季節限定の「メロン」
しかし、みかん以上の驚きのフレーバーを見つけてしまいました。それが「メロン」。
ちょうどスタバでメロンのフラペチーノが話題になっていましたが、和菓子にもメロンの波が押し寄せていたとは。
しかもこれ、今年が初めてではなく以前から季節限定で販売されているようです。
あんこにメロン、味の想像がつきません。食べてみることにしました。
「そう言っても、あんこはあんこでしょ」クリームとメロンは想像できますが、これはあんこです。
半分くらい、怖いもの見たさで買いました。とりあえず半分にカットしてみましたが、きめ細やかなこしあんの美しい断面。
特になにかが入っているわけではなさそうです。恐る恐る口に入れてみると…
「あ、メロンだ。」
意外と言っては失礼ですが、想像以上にメロンでした。
そのうえメロンのウリっぽいあの味が、あんこの甘さと不思議とマッチしています。
なめらかなあんこと、みずみずしいメロンの相性がこんなにも良いとは驚きでした。
どんな飲み物と合わせたらいいのかは迷いますが、フルーツもあんこも食べたいときにはぴったりかもしれません。
2024年は4月19日から5月30日までの期間限定とのことなので、気になる人はお早めに。
舟和(ふなわ) あんこ玉「メロン」ページは以下URLから
https://funawa.jp/fr/91
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