360度どこからでもそそげる「360KYUSU」がnana’s green teaから登場360度どこからでもそそげる「サンロクマル急須」がナナズグリーンティーから登場
みなさんの家に急須はありますか? このたび、日本茶や抹茶のドリンクやスイーツを提供するカフェ、ナナズグリーンティーから新しいカタチの急須が登場します。
2023年10月1日に発売されるのは「サンロクマル急須」というビーカーのような見た目の急須。名前のとおり、360度どこからでもそそぐことができるのが大きな特徴です。
大きさは一番広いところの横幅が約10センチで、高さも約10センチ。価格は税込み4,800円で、全国の店舗とオンラインストアで販売されます。
ちゃばからお茶を飲む機会をつくりたいという想いから開発
ナナズグリーンティーは日本茶や抹茶をテーマにしたカフェとして、国内外に店舗を展開しています。
海外では健康志向による抹茶・緑茶ブームが加熱していますが、国内では急須でお茶を飲む機会が減り、ペットボトルのお茶の需要が高まっているそう。また、お茶の生産現場では後継者不足や経営の不安定さなどから茶農家の減少も課題になっているといいます。
そこで、「誰もがもっと美味しく、もっと気軽にお茶を楽しんでもらいたい」「ちゃばでお茶を楽しむことで生産者を応援したい」という想いから「これまでにない急須をつくろう」と開発に至ったとしています。
デザインの力で急須を「再発明」
同商品のプロダクトデザインは「富士さんグラス」などを手がけ、グッドデザイン賞の審査委員でもあるPRODUCT DESIGN CENTER代表の鈴木啓太氏が担当。またグラフィックデザインとパッケージデザインは、キリン「なま茶」などを手がけるエイトブランディングデザイン代表の西澤明洋氏が担当したとのこと。
ふたりのデザイナーのタッグによって、日本の伝統的な茶道具である急須をどこから見ても美しく、誰もが使いやすいデザインに「再発明」したとしています。
デザインだけではなく、機能面でもこだわり
同商品は急須と湯呑み、フタの3つのパーツで構成されたシンプルな形状です。急須の中には湯呑みがすっぽり収まり、持ち手もそそぎ口もないので省スペースで収納が可能。
シリコン製のフタには360度ぐるっと細長いスリットが入っており、お茶の葉をせき止め、水だけを通す茶こしの役割を兼ねています。はじめはお茶の葉が一緒に流れでてしまうこともあったそうですが、試作を重ね、完全に分離することができる新しいフタができたとのこと。この構造により、360度どこからでもお茶をそそぐことが可能に。
同商品は、洗いやすいのもポイントです。細かい茶こしの目にお茶の葉がつまることもありませんし、急須にも持ち手やそそぎ口がないので洗いやすくなっています。
またフタを裏返してお茶の葉の量をはかることができるのも便利。フタのなかの段差のあたりまでいれると、1人分のお茶の量であるおよそ4グラムになるそう。
急須と湯呑みには、トライタン樹脂という新しいプラスチック素材が採用されています。透明でガラスのような見た目ですが、優れた耐衝撃性があり、落としても割れないそう。またお湯をそそいでも熱くならないので、すぐに手で持つことができるのも嬉しいポイント。お子さんや年配の人も安心して使えますね。
トライタン樹脂は、環境ホルモンとして有害視されているBPA(ビスフェノールA)を一切含まず、医療機器や哺乳瓶にも採用されている材質。100度の食器洗浄機での高温洗浄も可能ですが、電子レンジとオーブンでは使用できないのでご注意を。
急須はお茶の葉がよく対流するよう、底が丸く作られています。伝統的なセラミックの急須より空間が広いのでお茶の葉もよく開き、対流しやすいんだとか。抽出される様子を視覚的に楽しむことができるのもいいですね。
店舗でもサンロクマル急須が楽しめる
ナナズグリーンティーでは、これまでティーバッグでの提供をしていたそうですが、発売後は国内全店舗で同商品での提供に変更するとのこと。近くの人はお店で新しい急須を体験してみるのもいいかもしれません。
サンロクマル急須の商品ページは以下URLから
https://www.nanasgreentea.com/pages/360kyusu
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