旅行やキャンプにも重宝しそう。尾西食品の非常食「携帯おにぎり」がおいしい旅行やキャンプにも重宝しそう。おにし食品の非常食「携帯おにぎり」がおいしい
コンビニでみつけた、おにし食品の「携帯おにぎり」シリーズ。いわゆる“非常食おにぎり”です。非常食といえばこれまでもようかんや缶タイプのものを紹介しましたが、おにぎりははじめて紹介します。
同シリーズは鮭、わかめ、五目おこわ、昆布の4種類。お湯か水をそそぐだけでさんかくおにぎりができるというから不思議。これは試さないわけにはいきません。今回は鮭と昆布を購入しました。価格はひとつ240円くらいでした。
まずは読め、お湯はそのあとだ
かたてでもてるサイズのプラスチックの袋には、炊きたてごはんを急速乾燥したアルファまいと具が。開封してさっそくお湯を…と思ったわたしのような人、落ち着きましょう。
お湯をそそぐ前にいくつか工程があるので、パッケージ裏側の説明をしっかり読んでからつくりはじめることをおすすめします。
シールをはがして切り口を切りとり、脱酸素剤をとりだす
まず、パッケージのおもてに貼ってある縦長のシールをとりましょう。するとシールの下にある赤い線がでてきます。あとの工程で、この赤い線まで熱湯もしくは水をそそぎます。
つぎにパッケージには手で切れる切り込み口が全部で5か所ありますが、そのうちのいちばんうえの切り口を手で切ると、ジッパーが。さらにその中から、お米といっしょに入っている脱酸素剤(エージレス)を取り出します。
熱湯もしくは水をそそぐ
パッケージの底を広げ、チャックの中央を折り広げておきましょう。
ここでやっと、お湯、お水の登場です。パッケージのおもてにある赤い線まで、熱湯または水をそそぎます。ずぼらなわたしは会社の給湯マシンから直接お湯を入れました。セルフ危機一髪ゲームみたいですが、失敗すると熱湯が手にかかって熱いので、おすすめしません。
ジッパーをしめて、約20回振り、待つ
ジッパーをしっかり閉めて、約20回よく振ってごはんと具材を混ぜ合わせます。ちゃんとジッパーを閉めないと、熱湯が飛び出して大変なことになります。気をつけましょう。
熱湯の場合は15分、水の場合は60分待ちましょう。
15分後、ぷくぷくとパッケージがふくれました。袋のなかのおにぎりが育っている…というとかなり語弊がありますが、お湯を含んでずっしり重くなっているのがわかります。
パッケージの上から押さえ、おにぎりのパッケージ写真にそって形を整えておきます。そしてパッケージの中央の両端を水平に2か所、袋の下から斜めうえにかけて2か所、合計4か所を手でちぎって完成です。なかから、さんかくのおにぎりが。
パッケージのおもてと裏を外側に折りこんで…いただきます!
お湯だけでこんなにしっかり膨らむとは思っていなかったので驚きました。
どうしてここまでおにぎりのかたちにこだわったんだろう…と不思議に思ったものの、コンビニでもパックごはんよりもおにぎりを選びがちなように、「おこめです」よりも「おにぎりです」と言われてでてきたときのほうが食べたくなるのはわたしだけではないはず。このあたりに答えがありそうな気がします。
想像以上にふっくら
正直に言うと、甘くみていました。非常食だし、食べられるだけで合格でしょって。
自宅にくらこんの塩こんぶを常備しているからわかるのですが、しっかりあの塩こんぶの味がします。想像以上にごはんもふっくらしていて、文句なしにおいしい。これ、非常食といわず会社に置いておきたい。というか、4種類ぜんぶそろえたい。
いっしょに食べた同僚に「参勤交代の時代にこれがあれば(大人気まちがいなしだね)」と言ったら失笑されました。完全にすべった気がします。
キャンプや海外旅行にもぴったり
開封前のパッケージは40グラムちょっと。熱湯なら15分でこのクオリティ。水なら60分。ということは、これ、キャンプや海外旅行にもぴったりじゃないでしょうか。
今年の春、円安の洗礼を受け「わたし、チップで破綻しそう」と本気で覚悟したアメリカ出張のときも、これを持っていけば空腹しらずだったかもしれません。あのときはカップラーメンやカップめしを持っていきましたが、それよりもはるかにコンパクトです。次回の出張のときは絶対にこれを持っていこうと決めました。
非常食に「携帯おにぎり」、おすすめです。
おにし食品「携帯おにぎり 昆布」のURLは以下から
https://www.onisifoods.co.jp/products/onigiri/konbu.html
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