抽出後のコーヒーがおやつに。Oisix「コーヒーから生まれたチョコあられ」抽出後のコーヒーがおやつに。オイシックス「コーヒーから生まれたチョコあられ」
有機野菜やミールキットなどの食品宅配を行うオイシックスラ大地は、飲食チェーンPRONTOの店舗から出る抽出後のコーヒー豆かすをアップサイクルした「コーヒーから生まれた こくとうあられ」「コーヒーから生まれた チョコあられ」を2023年2月23日から販売しています。
同商品はアップサイクル商品を開発、販売するフードロス解決型ブランド「アップサイクル by オイシックス」の一環として、コーヒーを抽出したあとのコーヒー豆かすの廃棄に課題を感じていたプロントコーポレーションと共同開発して生まれました。アップサイクル商品とは、これまで捨てられていたものに付加価値をつけ、アップグレードした商品のことです。
価格はともに税込み430円で、食品宅配サービス「オイシックス」で購入可能。また渋谷にあるチューズベース渋谷やオイシックス ヤフーショッピング店などでも販売しています。オイシックス会員でなくとも購入できるところが嬉しいですね。
コーヒーグラウンズって?
現在、家庭で出るコーヒー豆かすの多くは、なまごみとして処理されているのが現状です。プロントでも同様の課題を抱えており、これまでも店内の壁面に再利用したり、コーヒー豆かすからできた植木ばちを開発したりするなど、サステナブルな活動に積極的に取り組んできました。
一般にこれまで「コーヒー豆かす」と呼ばれていたものの呼称を「抽出後のコーヒー粉」もしくわ「コーヒーグラウンズ」とすることを全日本コーヒー協会が提案しています。今回の新商品はこの呼び名普及の後押しにもなればと考えているとのこと。
罪悪感がないお菓子にアップサイクル
今回発売されたあられは、揚げずに焼き上げた、べいか。べいか製造を手掛ける株式会社ありがとう独自の技術により、練り込まれたコーヒーグラウンズには食物繊維が含まれているため「罪悪感がないお菓子」として、多くのかたが楽しめるものになっています。
コーヒーあじのクッキーやケーキなどの洋菓子はすでに多く売られているため、新しいおいしさと新鮮な驚きを伝えたいという想いから、日本の伝統的なお菓子である「あられ」と「コーヒー」との組み合わせが生まれたとのこと。
「コーヒーから生まれたチョコあられ」は、ひとふくろ50グラム入りでコーヒーグラウンズは5グラム、食物繊維は2.8グラム。「コーヒーから生まれたこくとうあられ」はひとふくろ70グラム入りでコーヒーグラウンズは15グラム、食物繊維は4.8グラムハイっています。
「コーヒーから生まれた チョコあられ」を食べてみた
「コーヒーから生まれた チョコあられ」を購入したので、さっそく食べてみました。中身があられなので個体差がありますが、2cmほどの丸いかたちをしています。噛んでみると意外とかみごたえがあり、あられにコーヒーグラウンズが入っていることは言われないとほとんどわからないほど。チョコレートも甘すぎず、お酒のお供としても食べられそうだと感じました。
食べることでフードロス削減に取り組めるアップサイクル by オイシックスの商品。このほかにも「梅酒から生まれたしっとりドライフルーツ」や「ブロッコリーの茎チップス」など、さまざまなアップサイクル食品を手がけています。廃棄されてしまう食品を活かしてどんな新たな商品を作り出していくのか、これからも目が離せませんね。
アップサイクル by オイシックスのホームページURLは以下から
オイシックス ヤフーショッピング店URLは以下から
https://store.shopping.yahoo.co.jp/oisix-y/a4aab2dbbb.html
アップサイクル by オイシックス 実店舗販売店一覧は以下URLから
https://upcyclebyoisix.jp/shop
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