アナハイムで誕生したハンバーガー「カールスジュニア」って知ってる?アナハイムで誕生したハンバーガー「カールスジュニア」って知ってる?
アメリカにて。円安の洗礼にお財布の危険を感じたわたしは、到着した翌日から泊まっているホテルのすぐそばにあるハンバーガー屋さんにお世話になることに。
そのお店は、日本にもある「カールスジュニア」。日本では食べたことがないけれど、名前だけは知っていました。調べてみると、カールスジュニアは1941年にカリフォルニア州アナハイムで誕生したとのこと。
アナハイムって…ここじゃん! これは食べないわけにはいきません。
まずは下見を
おいしかったら何度も行くつもりだったので、一回目は下見です。この日は夕飯をたべに行きました。広々としたきれいなお店で、雰囲気もいいし、店員さんも感じがいい。
このときはハンバーガーとポテトのセットを注文。完食できるか不安でしたが、意外とペロリと食べられました。
ふだんあまりハンバーガーは食べないけれど、くせになるおいしさです。「アメリカに来たぜ!」という感じがしました。とくに好みだったのがポテト。サクサクで、味つけがちょうどいい。
すっかりハマって週末も
すっかりハマったわたしの次のお目当ては朝のセットメニュー。お店に貼ってあるチラシを見て、どうしても食べたくて。
しーさん会期中は朝から講演があり、なかなか朝ごはんを買って食べる余裕がありませんでした。しかも人気の講演は満席になるといれてもらえないので、少し早めにいって席を確保する必要があります。
学生時代を思い出しましたが、この期間は学生時代よりだいぶマジメだったと思います。朝、セルフサービスでスターバックスのあったかいコーヒーがもらえるのはとてもありがたかったです。
無事しーさんも終わった週末、ついに朝のセットメニューを注文しました。
「ソーセージエッグ&チーズビスケット」。ポテトとコーヒーをつけて、7.1ドル。日本円で930円くらいです。円安の影響でちょっと豪華なお値段かもしれないけど、これが期待どおり、というよりも期待以上においしかった。
ソーセージとたまご、チーズをバターミルクビスケットでサンドしたこの背徳的なメニュー。
バンズではなくビスケットでサンドするってところがもう最高。ところどころカリッとしたビスケット、塩気のきいたソーセージ、ふわっとしたたまご、とろっとしたチーズ。ポテトはひとくちサイズのまるいハッシュドポテト。カリッと揚がっていて、そしてほくほく。ケチャップをつけて食べると止まりません。
夜のポテトもよかったけど、それ以上にこのまるいポテトのほうが好みでした。うすめのホットコーヒーが、口のなかのオイリーさをサッとながす感じも、またいい。
食べているときから「次はいつ食べられるだろう…」とロス気分になるくらい虜になりました。しあわせ。
すごいのはメニューだけではなかった
ところでこのカールスジュニア、すごいのはメニューだけではありませんでした。お店の外には点字ブロック、そして車いすのマーク。
店舗のなかにも、入り口から近いテーブルには車いすのマークが。きっと車いすユーザー優先テーブルなのでしょう。
カールスジュニアだけでなく、アメリカのあらゆるお店がこうなっているのでしょう。いろんなところがアクセシブルなのってなんだかいいな、と思いながらハンバーガーをほおばっていました。
ちなみにカールスジュニアには滞在期間中、3回行きました。
これを書いていたら、朝のセットメニューが恋しくなってきちゃった。次はいつ行けるかな。
カールスジュニア(日本)のホームページは以下URLから
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