カリフォルニアで、「大人のねるねるねるね」をつくってみたらカリフォルニアで、「大人のねるねるねるね」をつくってみたら
アメリカにて。物価が高いことに加えて円安と噂には聞いていたけれど、実際に行ってみてそれがどんなことなのかを肌で感じました。10ドルのサラダが日本円で1300円くらい。好きなものをおなかいっぱい食べるという、わたしのなかの小さなアメリカンドリームは到着した日に消えました。
いざというときのためにカップ麺とかカレーメシをもっていったけれど、これが大正解。
アメリカのハンバーガーも好き。だけど日本食の繊細な味がたまらなくいい。海外に行くと、そのありがたみがよくわかりました。お湯を沸かしてそそぐだけでこんなにおいしいものができるなんて。円安もあってなおさらありがたく感じました。
そうだ、「ねるねるねるね」を持っていこう
日本を出る直前、しばらく前に用意した「大人のねるねるねるね」と目が合いました。以前記事で紹介したこの「大人のねるねるねるね」、いつ食べようか迷っていたんです。
そうだ、アメリカでねるねるしよう!と思いたち、「ねるねるねるね」と「大人のねるねるねるね」をプチプチに巻いてスーツケースに入れました。
キットカットは有名だけど、「ねるねるねるね」を持ってくる日本人はまず聞きません。甘いものがほしくなったときのための、「ジャパニーズスイーツ枠」として。我ながら、なかなかいいアイデアだと自画自賛していました。
前回紹介した記事は以下から
クラシエ、大人向けの「ねるねるねるね」を発売
カリフォルニアでいざじっしょく
ホテルの部屋の照明がだいぶ暗めだったこともあり、写真が撮りにくいので外にあるホテルの共用部でつくることにしました。
滞在した前半は天気が悪かったのですが、後半は晴れてカリフォルニアらしい空模様に。晴れた空の下、鼻歌でも歌いたくなる気分です。
懐かしの味「ねるねるねるね」
まずは「ねるねるねるね」を開封します。最後に「ねるねるねるね」を食べたのは、もう数十年前。もとの味を思いだすためにも、まずはこちらから食べなければと思って。それにしても、懐かしい。
付属の容器に1番の粉、つぎに水を入れてまぜ、2番の粉を入れてさらにまぜると、色が変わってふわふわに。キャンディチップをつけて完成。
なんだか童心に帰ったような気分でねるねるするわたし。かなり久々に食べた「ねるねるねるね」は、どこか懐かしい味がしました。
それにしても、なぜアメリカまできて「ねるねるねるね」をつくっているのでしょう。ふと我にかえる瞬間がなかったといえば嘘になりますが、やってみたかったんです。
続いて「大人のねるねるねるね」
続いて、今回の主役「大人のねるねるねるね」です。できあがりが1種類だった「ねるねるねるね」に対して、こちらは2種類!これだけで豪華な気分になります。
つくりかたは2種類とも、「ねるねるねるね」と同じく1番の粉をいれて水をいれて混ぜ、2番の粉を入れることを2回繰り返すというシンプルさです。
トッピングをして完成です。言葉で表現するのは難しいけれど、「ねるねるねるね」よりも繊細で上品なぶどう味。ワインのアロマ成分と果汁入りとうたうだけあります。
朝から粉を混ぜる怪しい女
これを作ったのがホテルの共用部だったのですが、見えないふりをしていたものの、宿泊客と思われるつうこうにんからの視線を感じるような気がしていました。気のせいだといいのですが。よく考えると、私が混ぜているのは粉。視線を感じる原因は、もしかしてこれかも…。
警察呼ばれたりして…ちいくがしって英語でなんていうんだっけ?Japanese snackで伝わるかな? なんてことを考えながらつくっていました。ではなぜもってきたのかといえば、「自由の国で、ねるねるねるねをつくってみたかったから」これ以外の理由はありません。これを英語にすると…うーん、英語にできたところで納得してもらえないかもしれない。
通報されることなくおいしくいただき、無事にミッションコンプリートしましたが、おそらくアメリカの人からは「週末の午前からそとで粉を混ぜてるヤバい女」に見えていたかもしれません。とはいえ、このスリリングさが味わえたのもアメリカで「ねるねるねるね」をつくったから。ちょっぴり貴重な体験ができました。
ちなみにちいくがしは英語でeducational sweetsというそう。でも個人的には室内でつくることをおすすめします。
「大人のねるねるねるね」商品詳細は以下URLから
https://www.kracie.co.jp/foods/okashi/chiiku/product/introduction_32.html
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