いちごのジューシーさがまるごと味わえるふたくちサイズのお菓子。オザワ洋菓子店の“イチゴシャンデ”いちごのジューシーさがまるごと味わえるふたくちサイズのお菓子。オザワ洋菓子てんの“イチゴシャンデ”
「イチゴシャンデ」というお菓子を知っていますか。東京・文京区にあるオザワ洋菓子てんで販売している、イチゴを使ったお菓子です。手土産として買う人も多く、わたしも10年ほど前に差し入れでいただいて以来、ファンになったひとりです。今回はこの小さなお菓子を紹介したいと思います。
オザワ洋菓子てんは創業55年の昔ながらのケーキ屋さんです。東京メトロ「本郷三丁目」駅から7から8分歩いたところにあり、周りは落ち着いた雰囲気。いちごシャンデが買えるのはこの実店舗だけで、オンライン販売などはありません。
お店に入ると何種類もの焼きがしやケーキなどの中に、イチゴシャンデがずらりと並んでいます。大きさは、小サイズ(240円)、大サイズ(280円)、特大サイズ(370円)の3種類。特大サイズはイチゴの入荷状況によってお店に並んでいない日もあります。
100えんだまくらいのクッキーきじの上にイチゴが丸ごと1個、さらにその上に生クリームが帽子のように乗った小さなタワー。その周りにチョコレートがコーティングされています。
元の名前は「イチゴシャンデリア」
昔のイチゴは現在と比べて粒が小さくて酸っぱく、砂糖と牛乳をかけて食べていた時期があったそう。オザワ洋菓子てんではこれらのイチゴを活かして商品をつくろうと試行錯誤し、誕生したのがこのお菓子でした。できあがった形が火をともしたローソクに似ていることから、ローソクたてが起源といわれる“シャンデリア”をつけて「イチゴシャンデリア」と命名し、現在では略して「イチゴシャンデ」となっています。イチゴの酸っぱさから生まれたお菓子だったことにびっくりですね。
チョコレートのかかったコロンとした外見も可愛いですが、やはり断面を見たくなりカットしてみました。小サイズと大サイズでは上に乗った生クリームの量が全然違いますね。さらに特大サイズはイチゴが大きく、なまクリームもたっぷりで食べごたえがあります。
小サイズならひと口で食べられそう…とおもいきや、いがいとボリュームがあり、ちょうどふたくちで食べられるくらいのサイズです。タイトルで“ふたくちサイズのお菓子”とした理由はここにあります。
下の土台となっているクッキーはザクザクとしていてイチゴはとてもジューシー。甘さ控えめの生クリームとパリパリしたチョコレートのしょっかんが絶妙で、小さなお菓子の中にたくさんの味わいがつまっています。
購入するときは予約がおすすめ
イチゴシャンデは、ようれいぞうのため、買いに行く時は保冷バッグを持っていくのをおすすめします。持ち歩き時間も長くて2時間まで、なるべくゆらさないように持ち歩きます。その後はすぐに冷蔵庫に入れるよう店員さんにもアドバイスをいただきました。
そんな繊細なお菓子ということもあってか、残念ながら通販などもおこなっていません。人気商品のため完売してしまうこともあるので、確実に手に入れたい人は電話予約がおすすめですが、いちにちの予約枠には限りがあるのでご注意を。
ちなみに3月じゅうよっかのホワイトデーの予約受け付けは3月ついたちからとのこと。手に入れたいかたはお早めに。
オザワ洋菓子てん
住所:東京都文京区本郷3-22-9
電話番号:03-3815-9554
最新情報は以下インスタグラムから
https://www.instagram.com/ozawayougashiten/
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