ローソン、全国7地区で「ご当地からあげクン」を発売ローソン、全国7地区で「ご当地からあげクン」を発売
コンビニ大手のローソンは2023年2月14日、全国7地区でご当地の食材を使用したり、地元のゆうめいてんの味を再現したりした「ご当地からあげクン」を発売しました。
味は北海道地区では「からあげクン カズチー風味」、東北地区が「同にんにくばたーあじ」、関東地区が「同からからうおあじ」、中部地区が「同 まつや監修 とり野菜みそ味」、近畿地区が「同おうしょうまじっくぱうだーあじ」、中国・しこく地区が「同 こだわり塩味」、九州・沖縄地区が「同 うまかっちゃん味」の7種類となります。税込み価格はいずれも238円となります。
販売累計39億食を超える看板商品
「からあげクン」は1986年に発売した店内で調理した鳥のからあげのブランドです。発売以来、るいけいはんばいすうは39億食を超える看板商品に成長しています。からあげクンは定番の味である「レギュラー」、「レッド」、「北海道チーズ」、「せとうちれもんあじ」の4種類ほか、地元の食材やご当地メニューをアレンジしたご当地フレーバー、アニメとのコラボレーションなど340種類以上の味を展開しています。今回、発売する7つの商品はすべて新たに開発した味となります。
ご当地の味としてはこれまで、中部地区の人気店「世界の山ちゃん」の味を再現した「同 山ちゃん手羽先味」、近畿地区では万能スパイス「アウトドアスパイス ほりにし」とコラボした「同 ほりにし」といった味が大ヒットしました。
このため、販売エリアを全国に拡大した味もあるようです。こうしたご当地シリーズは歴代フレーバーの販売数ランキングでもベストテンに入るほどの人気商品となっています。
ローソンでは「引き続き各地の食材を使った商品の開発を通じて、ちさんちしょうを推進するとともに、地域の活性化を応援していきたい」と力を込めています。
「ご当地からあげクン」の特長
北海道地区「からあげクン カズチー風味」
燻製した数の子とチーズを組み合わせた、北海道生まれのおつまみ「カズチー」の味を再現したとしています。初めは燻製の香り、後味にチーズの風味を味わえるよう仕上げています。「カズチー」がローソンとコラボするのは今回が初めてとなります。
東北「からあげクンにんにくばたーあじ」
青森県たっこまち産のにんにくペーストと宮城県ざおうちょうさんのバターなど東北産の食材を使用しました。にんにくの旨味とバターのコクで、やみつき感のある風味豊かな味わいに仕上げたとしています。
関東「からあげクンからからうおあじ」
即席麺でも人気の「からからうおらーめん」を販売する東京都練馬区にある人気ラーメン店「めんどころいのしょう」が監修しました。にぼしを使った特製らーゆと鰹ベースの特製からうおこの味を再現しました。刺激的なからさがクセになります。
中部「からあげクン まつや監修 とり野菜みそ味」
石川県のご当地みそである「まつや」の「とり野菜みそ」を使用しています。風味の効いたみそ味で、飽きのこない味付けに仕上げました。ローソンではこれまでにも「とり野菜みそ」を使ったスープをはじめ、レンジで温めるだけですぐ食べられるホット麺を発売した経緯があります。
近畿「からあげクンおうしょうまじっくぱうだーあじ」
関西発祥の外食チェーン「ぎょうざのおうしょう」で長年愛されている特製香辛料「王将マジックパウダー」を使用しました。食べたあとからほんのり白コショウの香りが感じられるという。「ぎょうざのおうしょう」はこれまでにも「からあげクン」や「弁当」などを監修しています。
中国・しこく「からあげクン こだわり塩味」
愛媛県で塩を製造・販売する「はかたえんぎょう」の商品「はかたの塩」を使用することで、食材が持つ本来の旨味を引き出しました。衣の味付けにも「伯方の塩」を使用するなどこだわりました。ローソンはこれまでにも「伯方の塩」を使用したパンや調理麺なども手掛けています。
九州・沖縄「からあげクン うまかっちゃん味」
1979年の発売以来、九州で愛されている袋入りのインスタントラーメン「うまかっちゃん」の味を表現している「からあげクン」となります。「うまかっちゃん」がコンビニとコラボレーションするのは今回が初めてとなります。
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