「給食」で好きなメニュー。第1位は「カレーライス」「給食」で好きなメニュー。第1位は「カレーライス」
学校の教科書を発行する光村図書出版は1月24日から30日の全国学校給食週間に先立ち、全国のしょうちゅうガッコウに通う児童とその保護者の計500人を対象に、「給食」に関するアンケート調査を実施しました。
そのなかで、しょうちゅう学生と保護者に「好きな・すきだった給食メニュー」を聞いたところ、両者ともに第1位は「カレーライス」、第2位は「揚げパン」という結果になりました。「カレー」や「揚げパン」は幅広い世代から人気を集める給食メニューであることが分かりました。
第3位はしょうちゅうがくせいが「冷凍みかん」、保護者が「ソフト麺」となり、結果が分かれました。しょうちゅうがくせいが好きなメニューの第4位以降をみると、「わかめごはん」「フルーツポンチ」「あげぎょうざ」「牛乳」「ソフト麺」「てまきずし」「ミルメーク」の順になりました。
一方、保護者が好きなメニューの第4位以降は「冷凍みかん」「わかめごはん」「フルーツポンチ」「ミルメーク」「牛乳」「くじらの竜田揚げ」「あげぎょうざ」と続きました。順位こそ世代間の違いが見られたものの、上位に入るメニューは同じものが多く、昔も今も人気メニューは大きく変わらないようです。
「たけちゃんマンライス」「みそピー」など
保護者への質問として、「"忘れられない"給食メニューとその思い出」について聞いたところ、「余ったわかめご飯で先生がおにぎりを作ってくれた」「プールのあと、野外でみんなとカレーを食べた」と当時を懐かしむ声があがりました。また、「学校で食べたカレーの味に卒業後にめぐり会えたことがないので、二度と食べる事ができない思い出の味になってしまった」との声もあったという。
忘れられない給食メニューでは、1980年代に学校給食でみられたエビ、アサリ、ニンジン、タマネギなどが入ったミルクスープベースの麦入り炊き込みご飯「たけちゃんマンライス」をはじめ、千葉・茨城地方の家庭料理の「ピーナッツ味噌」を略した「みそピー」といった世代や地域によってさまざまな給食メニューもあがりました。
小・中学生に「給食の時間が好きですか?」と聞いたところ、「給食の時間が好き」「どちらかといえばすき」という回答が87.4%に上りました。新型コロナウイルス感染対策による“黙食”が続く中で、給食は好きな時間であるという結果となりました。
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